4月13日はNZとカナダで金融政策決定会合が行われ、ともに「50bp」の大幅利上げを決定しました。カナダはこの50bpの利上げを事前に70%ほど織り込んでいましたが、NZは25bpの利上げ予想だったので、サプライズ決定です。
そしてこの決定の際に注目されたもう1点は、両国中銀がこの大幅決定をしたのは2000年5月以来22年ぶりだったことです。2000年前後の相場というと、98年に米の巨大ヘッジファンドLTCMが破綻し、そのショック安に対応する緊急利下げが行われて経済の下支えをしました。この時期は量的緩和も進められましたので、金融政策はいつの時代も同じように繰り返していることがよく分かります。
金利が引き下げられる中で株価が押し上げられ2000年に向けての上昇相場を演じていきましたが、その利上げのピークだった2000年に大幅利上げが行われたことで株価や経済成長を減速させる大きな要因になりました。
今回はその時と違い、利上げの最終段階ではなくこれから始まる、もしくは利上げし始めたという初段階ですから、当時と同じように考えることは出来ないかもしれません。ただ、利上げはまだまだこれから行われ、日本との金利差はますます拡大していくことは間違いありません。
13日、ドル円相場は黒田シーリングと言われた125.86を突破して2002年6月以来の126円台乗せ示現となりました。その後は一旦だれていますが、日本の政府や当局からの口先介入も未ださほどではありません。
月足の長いチャートを見ていただくと分かりますが、前回は2000年前後の利上げののち、2002年に135.15迄ドル円は上昇しています。今までは125円というのが大きな高値の目安でしたが、これを越えてくると大きな節目としては135円迄があってもテクニカル上おかしくはありません。「嫌な円安」とか「悪い円安」という言葉が増えてきましたが、未だ量的緩和姿勢が続く日本とは現実的に金利差がますます開くことは否めませんから、今値ごろ感で逆張りに入るのは非常に危険です。強いトレンドには乗るべき時と言えます。
この10年ほどの間で週足連続陽線を付けた時のドル円上昇率の平均が12%でした。これを今回の陽線スタートである3月6日の週の安値114.80で勘案すると128.58となりますので、これを目先の目途として見ています。
今回はその時と違い、利上げの最終段階ではなくこれから始まる、もしくは利上げし始めたという初段階ですから、当時と同じように考えることは出来ないかもしれません。ただ、利上げはまだまだこれから行われ、日本との金利差はますます拡大していくことは間違いありません。
13日、ドル円相場は黒田シーリングと言われた125.86を突破して2002年6月以来の126円台乗せ示現となりました。その後は一旦だれていますが、日本の政府や当局からの口先介入も未ださほどではありません。
月足の長いチャートを見ていただくと分かりますが、前回は2000年前後の利上げののち、2002年に135.15迄ドル円は上昇しています。今までは125円というのが大きな高値の目安でしたが、これを越えてくると大きな節目としては135円迄があってもテクニカル上おかしくはありません。「嫌な円安」とか「悪い円安」という言葉が増えてきましたが、未だ量的緩和姿勢が続く日本とは現実的に金利差がますます開くことは否めませんから、今値ごろ感で逆張りに入るのは非常に危険です。強いトレンドには乗るべき時と言えます。
この10年ほどの間で週足連続陽線を付けた時のドル円上昇率の平均が12%でした。これを今回の陽線スタートである3月6日の週の安値114.80で勘案すると128.58となりますので、これを目先の目途として見ています。
※こちらのコラムは会員向けレポートから一部抜粋したものになります。
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