早見の週刊レポートでは、7月下旬に「臨時コラム」で東証に上場している金のETFであるSPDRゴールド(1326)を取り上げたが、その時の4万6120円から今週は5万6650円まで22.8%も値上がりしている。個別株と違い金相場でこれだけの値上りは非常に大きい。だが依然として天井打ちの気配が出ていない。
臨時コラム
金の値上がりが止まらない2025.10.10
日経平均の月足は6ヵ月連続陽線2025.10.03
日経平均の月足チャートを見ると、4月の暴落の大底から9月までで6ヵ月連続陽線〇となった。戦後振り返ると4月から9月までの期間で月足が6ヵ月連続陽線〇というのは、1972年と79年の2回しか例がない。次の10月相場は72年が陽線〇だったが79年は陰線●だった。
金、銀の次はプラチナ2025.09.26
早見の週刊レポートの「臨時コラム」で金のETFであるSPDRゴールドシェア(1326)を取り上げたのが7月22日の寄付き値4万6120円だったが、そこから今週は5万1400円まで11.4%値上がり。続いて週刊レポートの「臨時コラム」で純銀ETF(1542)を取り上げたが、これも9月16日の寄付き値1万9600円から17日に2万290円まで値上がりしてきた。
日経平均の月足は珍しい6陽連2025.09.19
前回相場観で書いたが、日経平均の月足チャートを見ると、4月から8月まで5ヵ月連続陽線〇となった。これは戦後4回目。過去3回は全てその年の年足は陽線〇だった。そして今月も現時点で6ヵ月連続陽線〇となっている。このまま確定すると、1972年と79年に続いて戦後3回目。それぞれ10月相場はどうだったか見てみると、72年は10月が陽線〇、79年は陰線●だった。
「貧者の金」銀相場の上昇に注目2025.09.12
金相場の上昇が続いている。このため金を買えない人々が「貧者の金」と言われる銀相場に目を向けている。金が上がれば上がるほど、銀相場の相対的な割安感が目立ってきている。
ドイツ株がサポートライン割れ2025.09.05
ドイツ株の指標であるDAX指数の下げが目立ってきた。週足チャートを見ると6月以降2万4400台から2万4600台で強力な上値の壁を作っていた。今週は金利の上昇を受けて欧州の株価が急落。DAX指数も2万3505まで急落して、8月1日以来の安値に落ち込んだ。
川崎重工の異様な下げ2025.08.29
早見が取り上げた株ではないが、このところ造船重機セクターの中で川崎重工の株価の下げが異様だ。8月5日に1万1540円の最高値をつけたところから27日の安値9,090円まで、実に16日連続陰線となっている。三菱重工やIHIの株価も下げてはいるが、川重の下げは突出しており、これだけの連続陰線は異例だ。
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J-REITへの強気がズバリ的中2025.08.22
当コーナーでは、東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)を、4月上旬から5月末にかけて3回にわたり平均1861円のところで取り上げて、J-REITに強気の見方を繰り返しお伝えした。その後も東証REIT指数の上昇基調は止まらず、REIT指数連動型ETF(1343)も今週は2083円まで値上がりして、2022年12月以来の高値になった。当コーナーで強気の見方を示した場面は、本格的な上昇相場が始まったところをドンピシャでとらえた。
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出遅れているグロース市場2025.08.15
TOPIXに続いて日経平均も史上最高値を更新したほか、規模別指数も大型株から小型株まで全て史上最高値を更新した。スタンダード市場も史上最高値更新となったが、これで残るはグロース250指数だけとなった。
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REITに更に強気シグナル2025.08.08
当コーナーでは4月上旬から5月末にかけて3回にわたりJ―REITに強気の見方を書いた。東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)の株価は、平均1,861円のレベルで強気を書いてきた。それが今週は2060円50銭まで値上がりして、今月は月足チャートで3ヵ月線と36ヵ月線がゴールデンクロスしてきた。
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