6-7月に続く政治不安材料2016.04.28

アノマリーで円高リスクが懸念される5月相場に間もなく突入いたしますが、この5月は、この後どういうスケジュールが控えているかをよく念頭に置いてポジションを取らないと、こと長期投資の場合は完全に引っかかってしまう季節になるかもしれません。
 
この15年間で6月は1年のうち2番目に円高になりやすい傾向がある月ですが、その6月から7月にかけて、例年にはない大きな材料が続きそうです。
 
6月23日 英 EU離脱を問う国民投票
7月    日 参議院選挙
7月    再びのギリシャ資金枯渇、EUへの支援要請の可能性大
7月    米 民主・共和の正副大統領候補指名
 
EU離脱の懸念が弱まり、英ポンドの戻りが強いですが、投票が出るまでは分かりません。ポンド主導で選挙に絡むポジション調整には注意です。
 
特に注目は繰り返すギリシャ問題を材料にまたユーロの売りが進むのか?そして、米大統領選での共和党指名候補が「誰」なのか?これまでの大統領選挙とはずいぶん色が違いますから、市場がどんな反応をするのか分かりません。共和党は7月18日~25日の党大会で決まり、続いて民主が25日~28日の党大会で決まります。
 
4月のFOMCは据え置き、日銀もゼロ回答になりました。ドル円は111円台から108円に急落し、一早く波乱含みになってきました。

※こちらのコラムは毎週水曜日時点で執筆した会員向けレポートより抜粋・追記しております。

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