2月18日、第2次高市政権が発足し、高市首相が改めて声高に宣言した「積極財政」発言でドル円相場は155円まで円安続伸となりました。また同日にFOMC議事録が公表されましたが、この中で「NY連銀がドル円相場でレートチェックを実施したと確認」と盛り込まれています。日本側の要請でレートチェックをしたということはすでに公になっていました。これは先月23日に159円台から日銀のレートチェック、そして夜半に米側のレートチェックと二段階でレートチェックが噂されて、週明けには152円まで円高が進む動きとなった局面についてですが、こういう内容がFOMC議事録で公表されるというのは意外な内容でした。
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横尾寧子のFXのはじめかた
想定よりタカ派な印象のFOMC議事録2026.02.20
選挙後は円安にブレーキ2026.02.13
2月8日に解散総選挙が終わり、高市自民圧勝で単独過半数316議席の獲得という戦後最高の衆院占有率68%となりました。株価は週初から急騰していましたが、ドル円相場は真逆の動きと言えます。
投開票が行われていた8日の夜、既に円安をけん制する発言が片山財務相から出ていたことに加え、米とイランの緊張状態が一段と高まるような報道も増えていました。最近はペンタゴン近くのピザ屋の注文数増加というのも米軍側の動きの1つとして最近注目されていますね。こうした週末の報道が円安のリスクオンに楔を打つかのような相場の動きで、高市圧勝期待の投機筋のポジションを一気に叩き落された動きでドル円相場は152円台まで値を消しています。
買い手にホクホク・・続くか?2026.02.06
先週末に報じられた高市早苗首相の「円安で外為特会はホクホク」発言を受けて、週初は全面円安でスタートしました。その発言の全文を聞けば円安歓迎と言っているわけではありませんが、キャッチーなワードが切り取りの形で多く報じられてしまったことで相場の地合いは一転円安、ドルの買い手にホクホクな展開になっています。
加えて今週末に控えた衆議院選挙の状況が、現在の見通しで与党の過半数・圧勝と報じられていることから、ドルの買い手が安心して買っているような印象です。色々な報道を見ていても、キャッチーな強い言葉だけをポンポン報じているようで、発言者の意図など関係なく報じたい方向に伝える「報道」が多いような印象です。(某銀の円安についてのレポート等)とはいえ、そうした報道を受けて海外がキャッチーなワードに飛びついてアルゴが動いたりするわけですから侮れないのも確かです。
選挙直前、ドル円相場急落2026.01.30
いよいよ日本は選挙戦に突入しました。その直前である23日金曜日、日銀金融政策決定会合後の植田総裁会見が終了した直後にドル円が突如2円急落し、市場に動揺が走りました。急落後の動きを見る限りは実弾で介入に入ったようなレベル感の動きとは感じられず、レートチェックだろうという噂で終わりましたが、その夜のNY市場で再び円相場が急落し、日中159円台まで上昇していたドル円相場が一気に156円まで値を消しました。
対立図式が目立つ中逃避のスイスフラン上昇2026.01.23
高市首相が解散総選挙を宣言し、2月8日の投開票に向けた選挙戦が始まる中、10年国債利回りはついに2.320%まで上昇して、いよいよ99年2月につけた2.44%台の高値をうかがう動きになってきました。さすがに急ピッチの上昇に対して警戒感が強まり一旦反落していますが、これで落ち着くのか再び加速的な上げになるのか、非常に注意してみるべき局面になっています。ドル円相場は158円台前後で膠着しています。 続きを読む
きな臭い中東情勢へ警戒2026.01.16
年始は特段大きな動きが無いドル円でしたが、先週末に「解散」が囁き始められると円安が進行し、現在159.45円まで上昇して2024年7月以来の高値になっています。今のところは年前半高の傾向に沿った動きと言えそうです。円安が進行することにより、追加利上げ確率が上昇していることを起因に、10年債利回りは2.185%まで上昇してきました。この水準は99年以来26年ぶりです。この26年前の99年は2月3日に大蔵省資金運用部の国債買い入れ停止や、日銀による国債買い切り減額を懸念して利回りが上昇し、一時2.44%まで上昇していました。その後は利回りは下落していきましたが、現在はその26年ぶりの利回り水準まで上昇しています。
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2025年は陰線、軟調に警戒2026.01.09
2025年のドル円相場の終値は156.67となり、年始の始値を下回ったことで2020年以来の年足陰線となりました。4年連続陽線が続いたあとの、年足陰線です。過去20年の相場を見る限り、年足陰線が1年で終わったことは無いことを考えると、相場の流れ的には今年も年足陰線が警戒されます。過去年足が陽線から陰転した年の翌年の相場はどうだったかというと、
2016年に陰線→2017年は年始高の9月安値で年足陰線
2010年に陰線→2011年は4月高値の10月安値でずるずる値を消し年足陰線
2007年に陰線→2008年は言わずもがのリーマンショックで各国緊急利下げ、年足陰線
このようにいずれの年も陰線の翌年は再び陰線となっています。そしてどの年も年前半に高値を付け、後半は下げています。今年も年始は156円台と円安水準で小動きになっていますが、ロングのポジションがあるのなら年前半のうちに売却する頃合いになりそうです。
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