先週末に報じられた高市早苗首相の「円安で外為特会はホクホク」発言を受けて、週初は全面円安でスタートしました。その発言の全文を聞けば円安歓迎と言っているわけではありませんが、キャッチーなワードが切り取りの形で多く報じられてしまったことで相場の地合いは一転円安、ドルの買い手にホクホクな展開になっています。
加えて今週末に控えた衆議院選挙の状況が、現在の見通しで与党の過半数・圧勝と報じられていることから、ドルの買い手が安心して買っているような印象です。色々な報道を見ていても、キャッチーな強い言葉だけをポンポン報じているようで、発言者の意図など関係なく報じたい方向に伝える「報道」が多いような印象です。(某銀の円安についてのレポート等)とはいえ、そうした報道を受けて海外がキャッチーなワードに飛びついてアルゴが動いたりするわけですから侮れないのも確かです。
こうした実勢で現在の円安は157円台まで戻してきて、1月26日(月)につけていたマドを埋めて上昇、日足の雲を上抜けてきました。今は選挙の情勢を見ながらですが、来週には選挙も終え再びの『介入警戒』が出て来ると思われますので、158円を抜けるようだとかなり重くなるのではないかと考えています。
その他の通貨を見ると、引き続きスイスフランは堅調で上値を切り上げ202円台まで上昇。そしてこのところマスコミでも特集の多い貴金属ですが、この産出国として資源通貨の筆頭を担う南アフリカランドは9.8円台まで上昇してきています。二桁の10円台に乗るようであれば、2015年以来10年超ぶりの変化です。月足は9カ月連続陽線を記録しており最長記録更新中。
同じく資源通貨の豪ドル円も月足で5本連続陽線、そして今月は前回2024年の高値109.37を抜いて110円乗せで史上最高値を更新するなど、資源市況の活況を反映した通貨の動きが続いています。
当レポートは今週木曜日発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。
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