株式投資早見雄二郎の特ダネ株式ニュース

いよいよ大統領選挙まであと２週間と迫ってきました。３回の討論会、１回目より２回目、２回目より３回目がより酷いという印象でしたが、こんなに注目してテレビ討論会を見ていたこともあまりなかったので、ある意味注目度が高かったとも言えるのかもしれませんね（笑）

さて、日本の報道を見る限り、大統領はヒラリーに決まりというムードですし、英国オッズメーカーなども同様の見方をしているようですが、実際にアメリカの特に中流以下貧困層の意見を見ると、どうもまだまだトランプ支持が強い点も否めません。ＢＲＥＸＩＴ同様、選挙当日までどうなるか分かりませんから決めつけて見ておかない方が良いだろうなと思っています。

大統領選挙は米時間１１月８日（火）早朝に投票が開始されます。日本時間では、９日の１０時ごろにフロリダ、テキサス、１１時ごろＮＹなどの大票田の投票が終了します。投票結果は９日の１３時半～１６時頃に報道されそうですが、もし最後の最後まで分からないくらいの接戦となった場合は夜になるかもしれませんから、１６時になっても確定報道が出ないようだとトランプリスクが台頭してくる可能性があります。トランプリスクであればファーストアクションは株・為替・商品すべてが売りになりそうですから、リスクオフ警戒です。

最近のＦＯＭＣメンバーの発言を見ていると、１２月利上げ示唆が非常に増えてきていますから、その発言を見ているとヒラリー当選で確定しているように見ているのだろうな・・・と思っていますが、選挙は水ものなんですよね。

※こちらのコラムは毎週水曜日時点で執筆した会員向けレポートより抜粋・追記しております。