イギリス利上げか2017.11.02

これまでずっと利上げの有無について、散々市場を振り回してきた英中銀ですが、遂に今回11月2日のMPCで利上げを実施するのではないかという見通しが濃厚になってきています。BREXITも控える中、利上げが出来るのか?と個人的に懐疑的に見ていたのですが、どんどん利上げの可能性が高まってきているので、情報を精査しておきたいと思います。

英国立経済研究所(NIESR)は、「BOEが2日に利上げを決定し、その後も利上げサイクルは維持する」と見通しを公表し、政策金利は2021年までに2%の上昇を予想するとしました。

10月17日に発表された9月のCPIは、予想通りの+3%で2012年4月以来の高い伸びを記録しました。小売売上高も+3・9%、PPIも+3・3%と軒並み高水準の数値です。英国は2%のインフレターゲットを採用しており、±1%を超えて来ると、かなり政策変更の確度が高まります。その点でも、3%のインフレ率は、利上げしかるべき数値とは言えると思います。

英国は2016年6月の投票でBREXITが決定した後、8月のMPCで25bpの利下げを決定し、現在政策金利が0・25%となっています。今回の会合では、取りあえずこの25bpを元に戻すだけという向きもあり、継続利上げに入っていくという向きもあります。利上げ決定を前提にポンドは堅調な動きで、対円で151円台に回復してきました。9月に153円手前までの上昇がありましたので、これを抜けて来ると年初来更新です。

利上げの実施はかなり織り込まれており、最大注目は同時に発表される議事録の中で、追加利上げについてどのようなスタンスを示すかに注目です。

いよいよ2007年以来、約10年ぶりの利上げということになりそうです。

※こちらのコラムは毎週水曜日時点で執筆した会員向けレポートより抜粋しております。

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