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夏に弱いオセアニア通貨と週末相場2018.07.20

「為替ばんざい」(※会員向けレポート内コラムのため、当ホームページに掲載はございません。)でも取り上げた2008年以降の夏相場の陰陽を、クロス円全体を通してチェックしてみました。すると、直近の10年中、8月に陰線を8回も記録していて夏場にめっぽう弱い通貨が豪ドル円、NZドル円というオセアニア通貨であることが浮き彫りになりました。7月はまちまちですが、8月はハッキリと陰線率が高まっています。

オセアニアの年度初めは7月、この夏場の売りは海外投資のための自国通貨売りも含まれるのかもしれません。豪ドル、NZドル共に、直近では買い上がる材料も無いことから、今年の夏も振るわない動きになる可能性が高いかと思います。

またオセアニアに続いて英ポンドも8月は陰線率が高く、10年中7回が陰線になっています。ただ、こちらは8月2日のMPCで一部利上げの予想も出ていますので、今は未だ売りに手を出すのは尚早かなと思います。利上げをしても、次に繋げにくいので出尽くしの売り、しなければ期待剥落の売りの方が出やすいのではないでしょうか。

現在はドルが強い相場が続いているので、ドル円でもドル押し目買い、ドルストレートでもドルの押し目買いと素直について行く方が、スワップポイントも合わせて利が乗りそうです。

さて、そのドルですが、19日の夜にトランプ大統領が発した発言がドル売りを誘いました。FRBの利上げ政策について「利上げは喜べない」とFRBの独立性を損なわせると思われる発言をしました。直度にドル円は急落し、112円80銭のレベルから120円06銭まで下落しました。また中国人民元についても発言しており、元が下落しドルが上昇していることで米国は不利な立場に置かれていると、現在の元安相場を暗に非難しました。

20日の中国人民元対ドルレートは605ポイントの大幅元安設定となり、上海はオープンからリスクオフになっていましたが、その後大手銀行によるドル売り元買い介入を実施したという報道が出ており、実際に相場はそこからやや反発した地合いになっています。

今日は週末ですから、また米中いずれかからどのような発言や政策が出て来るか分かりませんので方向感が定め辛いですが、かといってドルが売り転換になるようなトレンド変化にはなっていないと思われ、目先はドルの良い押し目になるのではないでしょうか。112円LOWから112円割れにかけては買いが入りやすくなってくるかと思われます。

※こちらのコラムは毎週水曜日時点で執筆した会員向けレポートより抜粋・追記しております。

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