トップページ > 株式投資コラム > 横尾寧子のFXのはじめかた > 金利据え置き、世界経済の進展へ様子見

金利据え置き、世界経済の進展へ様子見2019.11.08

5日、豪中銀が政策金利を発表しました。据置き自体は予定通りで「利下げ効果を見極める」という無難な文言が添えられましたが、一部で報じられたような量的緩和を示唆するような内容も無く、豪ドルは堅調な動きになりました。

この決定を受けて、13日に控えているRBNZも利下げ確率がじわじわと減速してきました。当初は25bpの利下げを織り込んでいましたが、世界経済の落ち着きに歩幅を合わせ、ひとまず外的要因の変化の様子見でしょうか。

それも全て米中合意への期待です。これだけ期待が強まると、逆に裏切られた時に反動の動きが怖いような気もします。現在言われているのは、APECの開催予定だった11月15、16日に場所を変えて首脳会談を実現させ、合意に向かうという予想です。開催場所については近々ではアメリカのオハイオが有力視されているようですが、正式決定として発表されてはいません。

アメリカ側がオハイオを推す大きな要因としては、大統領選挙において米国無党派層を示す縮図だと言われています。そして支持基盤の農民が多い農業が盛んな地域です。中国にたくさん買わせる農作物を生産するオハイオ、来年の大統領選挙を見据えて合意の成果を眼前に見せつけたいというパフォーマンスもありそうですが、非常に複雑であるという双方(特に中国の細かい要望)合意について、FXの側面からは楽観のトレンドに乗りつつ、警戒と深めのロスカットをお忘れなく。

※こちらのコラムは毎週水曜日時点で執筆した会員向けレポートより抜粋しております。

◇◆◇横尾寧子 新刊
『日本一カンタンな「FX」で毎月20万円を稼ぐ本』発売のお知らせ◇◆◇

FXアドバイザー横尾寧子の新刊がこのたび発売されました!

一発狙い”で結局、損してしまう人へ- 投資の初心者でもプロ並みに安定して稼げる方法とは? 本書はFXアドバイザーの横尾が、2005年より外国為替取引の研究に注力し、 FXをトレードしてきた経験、実績をもとに、「FXで稼ぐ極意」をわかりやすく解説した一冊です。
是非、書店等でお求め下さい!

・発売日 : 2019年5月31日(金)
・出版社 : クロスメディア・パブリッシング
※詳細はお知らせをご覧下さい。

インターネット有料情報(コラムページ用)インターネット有料情報
☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら