海外勢の反応を見たい2020.08.28

 28日、本日17時から安倍首相の会見が予定されていますが、その前ザラバ中の14時過ぎに、安倍首相辞任の意向の第一報が報じられました。日経平均は瞬間的に600円安まで数百円下げる大きな下落になりましたが、その後は一旦戻して326円安で引けています。ドル円相場は、106.70近辺から一気に106.20前後まで下落し、この後の欧米勢の参入を待つ状況です。

 安倍首相と言えばアベノミクスですが、このアベノミクスの3本の矢は「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投を喚起する」という成長戦略を掲げて政権運営の柱とし、経済重視の政権となったことで日本株の上昇や円安誘導がなされました。

 2012年9月26日、自民党総裁選で安倍首相が再選しましたが、この当時のドル円相場は78円、政権交代となった2012年12月(16日)は月末終値で86円台まで円安が進行していました。長らく続いた民主党政権の円高デフレ不況が変化するという期待感から、2012年の秋には随分と相場の流れが変わったことを実感したのを思い出します。そこから2015年の125.85まで、円安相場は大きく上伸していきました。

 この経済重視の政権が、本日閉じることが報じられました。為替相場的には、日本国内の声以上に、海外勢の反応が重要です。為替は金融商品の中でも特に政治色が濃いと言われます。日本の次の政権が短命そうであればリスクオフの円高になります。ただでさえ新型コロナで傷んでいる日本経済にとって、円高は非常に痛い問題になりかねません。

 次の政権が決まるまでは断定的なことは言えませんが、自民党が政権を奪回した2012年も、決まるより前に海外勢は株も為替も動いていました。報道に一喜一憂させられますが、相場がどのように反応するかをしっかり見ていく必要があります。ただ、長期的に円安期待は持てなさそうです。

 

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