ドル円相場年初来高値を更新2023.09.08

 レーバーデーを過ぎて、相場はいよいよ本格的に秋相場入りしました。早速ドル円相場は年初来高値を更新し、「ドル高はまだ続くのか?」というテーマをあちこちで見かけますね。足元のドル円相場は、先週末に発表された米雇用統計は、予想を下回るやや弱い数字が出てきたことから瞬間ドル売りで発表前の145円台から144.44まで急落しました。労働市場のひっ迫の緩和は確認されましたが、その後発表されたISM製造業景況指数等経済指標が堅調な結果であり、クリーブランド中銀のタカ派的な発言も相まってドルは買い戻されて146台まで急伸するなど動きの激しい動きとなりました。今後のアメリカの利上げ見通しについては再度利上げ派と打ち止め派が二分しているようですが、その意味でも来週発表される8月の消費者物価指数は一段と注目を集めます。発表は9月13日(水)の21時30分、予想は前月比0.6%(前回値0.2%)、前年比予想3.5%(前回比3.2%)とインフレ加速見通しです。
 またこのところの原油高で再び世界的にインフレ加速懸念が強まる中、円相場は147円台アッパー迄するっと上昇してきました。その直後、9月6日午前8時過ぎに神田財務官がドル円相場に対する発言がありました。「足元を見ると投機的な行動、ファンダメンタルズでは説明できない動きが見られる。こういった動きが続くならあらゆる選択肢を排除せず」と報じられ、相場が一瞬急落する場面がありましたが、すぐさま切り返し皮肉にも147.87の年初来高値を更新しました。今のところ、当局が望むような効果は全く出ていません。そもそも今の地合いがファンダメンタルズ的に遜色ないと思われる中、効果の薄い発言でした。介入を示唆するとなると、今後はレートチェックだったり、日本時間を外した介入行動を見せてくると思われますが、今介入するのが妥当かどうか難しいところです。レートチェック等々出てきたらすぐさま押し目買いでスキャルしたい地合いです。
 
※当コラムは、木曜日発行の会員向けレポートより抜粋しました。
 

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