ユーロドル安値割り込む2012.07.13

ギリシャ問題、スペイン銀行問題と問題山積みの欧州は5日、政策金利の引き下げを決定し、ドラギ総裁は追加緩和を会見でにおわせました。中国経済の鈍化、各国指標の鈍さも重なり、ユーロドルはドル買いに傾斜、直近の安値である1・2287を割り込み、1・22台前半まで値を下げてきました。2006年当時の水準にあたります。

ユーロドルの見通しについて、昨年12月に発売した『九星気学と干支からみた2012年の大予測』の中で、当時の水準である1・36から下に割り込み、1・19〜1・22のゾーンまで値を切り下げる地合いが見られるのではないかと書きました。

その水準までもう一息ですが、追加緩和の見通しも含めると、ユーロドルの1・20割れも射程圏内になりそうです。戻りは丁寧に売っていきたいところ。

直近の安値は2010年6月につけた1・18になります。現状では、次回8月2日のECBでの追加利下げ、緩和策発動が予想されていますので、夏場にかけて直近安値を試す動きが見られるかもしれません。

※こちらのコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

インターネット有料情報(コラムページ用)インターネット有料情報
☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら