豪ドル、据え置きで落ち着く2014.02.07

日本株が600円以上下げた2月4日は、RBAの今年最初の会合が行われました。結果は据え置きで大方の予想通りでしたが、その後の声明で豪ドル高についてのスタンスがにわかに変わりました。これまでの「不快なほどに高い」という表現が削除され、ひとまずいい塩梅まで下がったという印象を持っていることが伺えます。これ以上下がると、今度はインフレ警戒が必要になってくるということで、現在の90円を挟んだ動きは豪ドルが買いやすい雰囲気になっています。

ただ、オーストラリア国内の状況を見ると、雇用は悪化を続けていますし、撤退する外資系企業が多いことも踏まえると、豪ドルが上がりやすい地合いになったとは判断できません。しばらくは小動きになるでしょうから、レンジの下限になりやすいのが今の水準という印象でしょうか。

お隣のNZは、いよいよ3月の利上げ可能性が高まっていますから、NZがふわっと上がるときには連動しやすいかもしれませんね。

ただ、今は一旦落ち着いている中国の問題が再び出て来ると売られますから、長期ロングはオススメしません。

※こちらのコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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