キプロスショックは軽く吸収2013.03.22

先週末に浮上したキプロスの財政問題を受けて、週明けは円高・株安と不安を誘うスタートになりましたが、蓋を開けてみれば良い押し目を作ってくれた・・・そんなマーケットの強さを改めて浮き彫りにされるような結果となりました。

キプロス問題は、10万EUR以下の小口預金者に対する課税への反対が強く、キプロス議会は採決で否決と、当初の思惑では非常に最悪な結果をたどっているにもかかわらず、NYダウもFOMCの景気判断上方修正を受けてじり高となり、今の金融市場をけん引する二大市場である日米がネガティブな内容もすかさず吸収して跳ね返す様相が続いています。

ドル円の材料として注目される日銀の新体制が昨日20日に発足しました。現在は新しい材料が出てきておりません。一部金融機関の見通しでは25日に臨時会合があるのでは?という見込みですが、現状は株価もしっかり、円安も続いており、4月4日の初回会合まで見送られる可能性も高く、どのようなニュースが飛び出すか注意しておいてください。

※こちらのコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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