5月24日から続いていた波乱含みな展開が、ひとまず小休止しました。まだ反転と確認できるわけでもなく、ひとまず下げが止まったという印象なので油断はできませんが、日経平均が日足一目で雲にタッチして切り返しの陽線包み足となり、ドル円は98円まで突っ込んだところから反発に転じ、100円を回復しています。
4月4日の異次元緩和発表からの動きを見ると、4日のドル円安値が92円72銭。そこからの上昇トレンドで直近高値は103円72銭です。その38%戻しが99円52銭、50%戻しが98円25銭となりますが、50%にはやや届かなかったものの、3分の1戻しをクリアして反転になりました。
目先は今週末の米雇用統計が大きな材料になります。FRBの緩和策解除、継続を示す大きなポイントにもなりそうなので、雇用統計を伺う仕掛けに注意してトレードしていきたいですね。トレンドはロング継続。
※雇用統計については会員向けレポート内コラム「為替ばんざい」で詳しく取り上げています。
※こちらのコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。