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新興市場のテクニカル的変化に注目2016.10.07

相場観のところでも指摘したように、今週はジャスダックの週足チャートで5週線と52週線がゴールデンクロスを実現した。これは前回昨年10月以来1年ぶりであり、その前に遡ると2012年2月の時で、2012年以降で見ても今回でたった3回目のゴールデンクロスだ。昨年12月の戻り高値と今年6月の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインを上に突破して、大きな三角もち合い上放れの形にもなった。

マザーズ指数も今月5日に一目均衡表の雲の上に抜け出したが、これは6月9日の戻り高値以降で初めてだ。マザーズ指数は今週週足のMACDがゴールデンクロスしており、前回今年3月初めにゴールデンクロスした時はその後4月の高値まで大きく上昇。その前昨年11月のゴールデンクロスもそこから12月の高値まで上昇。さらに昨年4月のゴールデンクロスもその後6月の高値まで一段高になっており、こうしたジャスダック平均やマザーズ指数のテクニカル的な変化は新興市場に一段と目を向けて行くべき方向性を示している

■ジャスダック平均 週足
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※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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