早見は10年以上前に金相場が歴史的底値のところから、今こそ金に投資すべきだということで買いをお勧めしたが、一昨年春先に円建て金相場が歴史的最高値をつけたのを見て、全てきれいに利食い売りに回って頂き、長期に渡る金への投資から完全に手を引いた。
その後は目先的な動きはともかく、もはや中長期的には金は投資対象にはならないということで冷ややかに見てきた。直近でアメリカの利上げ問題を背景に、金相場は大きく値を崩し、ドル建てで5年4ヵ月ぶりの安値に転じた。思った通りの展開であり、いくら金に投資していても全く報われない展開になっている。