臨時コラム

 このところ米株は上下に激しい動きを見せて、ナスダック指数と半導体株指数は先週末に終値で今年の最安値を更新した。ところがマザーズ指数はまったく崩れず、直近10月3日の安値を割り込むことなく踏み止まって、逆に堅調な動きを見せていた。そして今週は18日の終値でなんと200日線を突破した。これは今年初めてでありおおいに注目される。
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 半導体製造装置関連株の代表である東京エレクトロンの株価が今週は3万4,550円まで下げて2020年11月以来の安値に落ち込んだ。9月10日の東京セミナー終了後に出席者からこの株について質問されたので、「売る方がいい」と答えておいたが、その時に株価は4万3700円だったので、そこからでもさらに21%も下げている。今年1月の大天井6万9170円からみると実に5割も下げて半値になってしまった。
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 半導体製造装置関連株であるプライム市場のレーザーテックの日足チャートを見ると、10月3日に1万4320円の今年の最安値をつけて、その日の日足チャートが陽線包み足の形になった。これは底打ちを示すサインだが、今回と同じように大きく下げた後で最安値で陽線つつみ足になったのは、前回は3月15日で、その日の安値1万6350円から3月25日の高値2万1610円まであっというまに32%値上がりした。
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 長らく大きな上昇相場を演じていた海運株が、ついに大天井を打って株価が大崩壊してきた。代表株である日本郵船(9101)の月足チャートを見ると、3月が最高値であったが、その後も値を保つ形になっていたので、夢よ再びと期待を持って保有していた投資家も多かっただろう。しかし今週は急落して、しかも週足チャートを見ると先週末に26週線と40週線がついにデッドクロスした。 続きを読む

 東証に上場している銀行株ETF(1615)の週足チャートを見ると、今年3月の最高値178円台とその後の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインを先週上に突破して、大きな三角もちあい上放れのブレイクアウトの形になった。また今週は5週線と26週線がゴールデンクロスしてきたが、このまま確定すると3月の最高値以降で初めてとなる。
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 前号の当コーナーで「デパート株の強さが目につく」と書いた。週刊レポートで買い推奨した三越伊勢丹(3099)は順調に値上がりしてヒットになっているが、今月10日の東京セミナーでは、推奨銘柄とは別に注目株として、東京の銀座と浅草に店舗を持つデパート、松屋(8237)を取り上げた。週明け月曜日の寄り付き値1,000円から木曜日前場の高値1,089円まで順調に値上がりして、新高値になっている。
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 前号の早見の週刊レポートで、日本最大のデパートである三越伊勢丹(3099)を買い推奨したが、この株は今週水曜日に日経平均が急落した中でも逆行高となっていた。今週は週足チャートで5週線と13週線およびMACDがゴールデンクロスしてきた。
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 この株は原子力関連として、先週末に発行した前号の週刊レポート「会員にひとこと」のコーナーで取り上げた。それを受けて今週月曜日朝の寄り付き値1,382円で買った方がおられると思う。その後水曜日の高値1,650円まであっと言う間に3日間で19.3%の値上がり率というヒットになった。それを見て早見の有料情報では水曜日に利食い売りをお勧めしておいた。
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 政府が今冬に9基の原発を稼働させるのに加えて、来年夏以降さらに7基の再稼動を目指す方針であることが分かり、その7基の中に柏崎刈羽原発が含まれていることから、今週水曜日からにわかに思惑が高まってきた。従来はただの期待だけの思惑に過ぎなかったものが、今回は政府が具体的に再稼働の対象として取り上げたので、思惑から現実買いへと昇格しそうだ。
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 この株は6月の東京セミナーで注目株に取り上げたあと、当時の株価1,119円から7月27日の高値1,436円まで28.3%値上がりした。その間週刊レポートの当コーナーでも6月末に取り上げたが、短期間で大きく値上がりした。7月の高値からは調整安になっていたが、今週は急速に出直りの動きになってきており、17日に1,388円まで上昇して7月高値からの下げ幅の81%を戻したほか、日足チャートではMACDがゴールデンクロスしてきたので、7月の高値を抜く可能性が大きくなってきた。
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