臨時コラム

 グロース市場のJTOWERが今週力強い変化を見せている。日足チャートでは7月6日以降7,100円前後で上値抵抗ラインが作られていたが、今週9日にこれを突破してブレイクアウトの形になった。さらに9日には4ヵ月ぶりに200日線を突破した。既に10日線と25日線もゴールデンクロスしている。前回4月の時は200日線突破で戻り高値をつけたが、今回は週足チャートで5週線と40週線がゴールデンクロス寸前になってきている。
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 ナスダック指数は昨年11月の高値から今年6月の安値まで実に約35%も下げた。しかし7月は月間で2020年4月以来の大幅高になった。この戻りはどうせこの辺りまでで終わるとみる向きがあるが、果たしてそうだろうか。3月の戻り局面の時とは違い、7月の上げは2020年4月以来の大幅高であり、週足チャートでは先週末の終値で20週線を突破した。これは昨年11月の史上最高値以降で初めてだ。
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 この株は6月25日の東京セミナーで買い推奨したが、推奨値であるセミナー直後の6月27日の寄り付き値6,400円から、今週は29日前場に7,540円まで17.8%近く値上がりしてきた。5月6日以来の7,000円台回復となった。今週は週足チャートで5週線と13週線がゴールデンクロスしてきた。
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 米株の主要な指数の中で最も酷い大きな下げになっていたのがナスダック指数だが、6月の最安値を割りこまずに踏み止まっていた。今週は急上昇して20日に1万1938までつけて、日足チャートでは6月27日の戻り高値1万1677と7月8日の戻り高値1万1689を抜いたので、上値抵抗ラインを突破して、綺麗な上放れのブレイクアウトの形になった。
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 前号の当コーナーでNYの原油相場の崩壊について書いたが、2ヵ月ぶりに100ドル割れとなり、月足チャートは3月と6月の高値でダブル天井の形になってしまった。しかも3月の月足チャートの長い上ヒゲをもう一歩でクリアして上ヒゲ全否定の形になりそうなところで崩されたので、チャート的な失望感は大きいと書いた。
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 NYの原油相場は、今年3月に最高値をつけた急落。再び戻して3月の最高値にもう一歩というところまで戻したが、6月相場で高値を付けて失速。今週は大きく下げて2ヵ月ぶりに100ドル割れとなり、3ヵ月ぶりの安値まで落ち込んでしまった。
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 6月25日の東京セミナーで、推奨銘柄とは別に注目株として取り上げたが、今週月曜日の寄り付き値1,119円から水曜日の高値1,224円まで早くも好調に値上がりしてきている。5月の高値1,350円とその後の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインも突破した。
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 早見は5月から様々な場で今回の米株の下げは2020年のコロナ暴落の時のような短期で終わるものではなく、2007年の天井打ちの時と同じ形だと指摘してきた。特にひどいのがナスダック指数だが、月足チャートを見ると5月から36ヵ月線を下回ってきている。もし月末終値でも36ヵ月線を下回って終わると2010年8月以来12年ぶりのことになる。
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 前々号の当コーナーで、「中国株の出直りに期待」と書いておいた。当時上海総合指数は3,195のレベルだったが、その後順調に上昇して6月15日には一時3,358の高値を付ける場面があった。 続きを読む

 ワークマンの株価は2019年と2020年に10,500円前後でダブル天井の形になり、その後は大きくどんどん下げていた。しかし5月の最安値4,230円でついに大底を打ったと思われる。5月の最安値を付けた時の週足チャートは長い下ヒゲを引いていた。先週末に終末終値で26週線を上回ったが、これは昨年11月の戻り高値以降で初めて半年ぶりのことであり、チャート的な変化が出てきている。
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