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日銀のテーパリング観測をどう打ち消してくるのか2018.01.12

1月9日、日銀による長期国債の買い入れ減額を受けて、東京市場では円が急騰する地合いがありました。その後、ロンドン時間もそれらを背景に円買いが優勢になり、10日の東京午前では、ドルが前日安値を割り込む円高地合いが続いています。日銀が、2013年4月からの異次元緩和スタート以来初めて、前期比で買い入れが減額したことを受けて、他国に倣って日銀もいよいよテーパリングを開始するのではないかという観測が年始から強まってきました。

いずれ日銀も現在の緩和策の出口戦略をしなければならないことは当然ですが、今足早に進めてしまうという可能性は低いと思われます。ちょっと冷静になりたいですが、このテーパリング観測を受けて、海外勢がこれをどう自己都合の材料に変えていくか?ここに臨機応変に合わせていかなければいけませんね。

日銀の2018年1回目の日銀金融政策決定会合は、22-23日に行われます。ここで、まずは今の観測に対して期待感が強まると思われますから、23日の正午前後は、久しぶりに日銀の発表に構えて緊張感が出てきそうです。(実際にはまだ何も変更事項は無いと思いますが)アナウンスメントを期待するなら、その後15時半からの黒田総裁の会見が必聴になるでしょう。ここでも、まだまだ何か方向性を示すとは思われませんが、この間にテーパリング観測がどれだけ独り歩きし始めるかによって…変わりますね。その点を良く踏まえておきたいです。

年始からドルの安値を拾うのは少し控えて、押し目で堅調なオセアニア通貨に乗りたいです。特に豪ドルは1月に会合がありませんから、当面何か金融政策の変更に右往左往させられない点も好都合です。

今年は世界的に株価がかなり高い水準に達しているタイミングでの金融政策を伺う為替市場、一段と株価にらみの展開が続きそうです。

今年もよろしくお願いします。

※こちらのコラムは毎週水曜日時点で執筆した会員向けレポートより抜粋しております。

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