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米10年債利回り、一段の上昇2018.05.18

15日のNY市場では、同日発表された経済指標の好結果も追い風に、米10年債利回りが3・09%まで上昇し、2011年7月以来の水準になりました。その後も堅調に推移し、18日の日本時間に3・126%に示現。米金利の上昇を受けてドルも一段高となり、1月23日以来の111円台に乗せてきました。今年1月10日に割り込んだ200日線を再び回復し、基調はハッキリとドル高です。

来月12日にシンガポールで米朝首脳会談が実施されることが地政学的リスクを後退させており、パレスチナでの大規模なデモも市場は全く反応せずでしたが、15日夜、北朝鮮が南北閣僚級会談を急きょ中止し、米韓軍事演習が続くようだと米朝首脳会談を取りやめる可能性を示唆し、若干押し戻される場面はありました。この手の発言は、米朝首脳会談まで何度か取り沙汰される可能性が高そうですね。

米利上げについては、昨日もFRB要人の発言が出ましたが、時期NY連銀総裁に就任するウィリアムズSF連銀総裁が、今年の利上げ回数は3-4回が妥当と発言したことで、継続利上げのピッチが速まることも期待されます。6月FOMCは25bp引き上げが100%織り込まれており、次は9月、12月と実施して年4回と見る向きが多く、一段の上昇が期待されます。ドル円は112円ミドルに月足125円からの右下がりのトレンドラインが控えて強い抵抗ラインになっていますが、突破したら強い変化を示すシグナルです。

また、この水準は今後数週程、週足一目の雲もあります。トレンドラインをブレイクし、雲を抜ければ一段の強いシグナルです。

ただ、要注意はEM通貨です。トルコはエルドアン大統領が一段の金利引き下げをにおわせたことで、再び史上最安値を記録し、アルゼンチンもIMFへの支援要請後に再び通貨防衛の介入を実施しています。このドル回帰の動きがショック安になりやすい雰囲気が徐々に高まってきていることは念頭に。

※こちらのコラムは会員向けレポートより抜粋・追記した文章となります。

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