臨時コラム

 中国関連株の代表格である安川電機が8日に決算発表を行った。今期22年2月期の営業利益は従来予想の540億円から580億円に上方修正されたが、市場予想の590億円を下回った。会見で社長は9月以降受注は絶好調に近い状態としている。
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 東証1部の石炭株である住石HDの月足チャートが大変化を見せている。今年4月に170円まで急上昇して、月足と週足チャートは極めて長い上ヒゲを引いて失速していた。ところが今月176円まで値上がりして4月の高値を半年ぶりに抜いたので、この4月の極めて長い上ヒゲをクリアして、月足、週足共に非常に大きな変化を見せている。半年ぶりに新高値になった結果、チャート的には2018年1月の高値205円まで節目は無くなっている。
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 この株は前々号の当レポートで買い推奨した。推奨値は2,508円だったが、その後今週は日経平均が急落する中で強烈な逆行高を見せて、30日に2,897円まで急上昇して推奨値から15.5%の値上がり率になった。これで6月の最高値3,050円から8月の安値までの下げ幅の78%を戻しており、週足のMACDもゴールデンクロしているので、新高値への期待が高まってきた。
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 横浜家系のラーメン「町田商店」を展開する東証1部のギフトが、先日7月までの9ヵ月決算を発表した。それによると営業利益は6億6000万円で、前年同期比2.16倍の大幅増益で着地した。21年10月期通期の営業利益予想は9億3000万円、前期比2倍増となっている。配当は前期の10円から今期は15円に増配(中間配当が無いので、通期一括配当)。 続きを読む

 9月11日の東京セミナーで、推奨銘柄とは別に注目株として新日本理化を紹介した。会場で参加出来ず講義録を申しこんだ方々にもセミナー当日の夕方に推奨銘柄と一緒に速報でお伝えしたので、それを受けて今週月曜日の寄り付き値314円で買った方もおられると思う。
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 以前からセミナーなどで解説してきた三洋化成の株価が、ついに本格的にブレイクアウトしてきた。この会社が開発を進めてきた次世代のリチウムイオン電池である全樹脂電池について、福井県に工場が完成していよいよ10月から量産開始ということで準備が進められてきた。従来のリチウムイオン電池と違い金属を使わないので、軽くて発火せず、電気の容量も大きい。まず川崎重工の潜水機に採用が決まり、その他風力発電機向けなどに引き合いが来ているとのことだ。
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 早見は年初から画期的なガン治療法であるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)について追いかけて調べてきた。以前セミナーでも詳しく解説したが、この世界初の治療法は放射線療法の一種だが、従来の放射線療法と違い照射のために何度も通院する必要は無く、1回の照射でガン細胞が消滅していくというものだ。既に頭頚部ガンでは保険適用もされているが、会社四季報最新号でも記載されているように、ガンの適用範囲拡大のため当局と協議をおこなっている。 続きを読む

 塩野義製薬(4507)が8月25日付の日経新聞で、軽症のコロナ患者を対象にした在宅治療に対応した飲み薬を、2022年3月末までに国内外で1000万人分の生産体制を整える方針を明らかにした。コロナ患者は圧倒的に軽症者が多いので、これが実用化できれば医療体制のひっ迫を防ぎ,人々がインフルエンザと同じように対処する安心感にもつながる。
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 新型コロナの感染拡大が深刻になっているが、ワクチンの接種が急ピッチで進められていると同時に、治療法についても関心が高まっている。そのひとつとして日本赤十字医療センターが新たな研究結果をまとめた。それによると、重症患者に抗ウイルス薬のレムデシビル、抗炎症薬デキサメタゾン、免疫調整薬バリシチニブの3種類の既存薬を同時投与した結果、死亡率が2%まで減少したとのことだ。
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 この会社は7月31日の東京セミナーで推奨銘柄とは別に注目株として取り上げたので、それを受けて当レポート会員でも8月2日の寄り付き値5,950円で買った方がおられるかもしれない。注目材料は、次世代のリチウムイオン電池である全樹脂電池の実用化であった。
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