臨時コラム

 この会社はボールペンのペン先に使われているボールベアリングの大手メーカーだが、このところ事業の柱として急速に拡大してきているのが精密セラミックボールベアリングだ、スチール製と違い電気を通さず、軽くて腐食しないという特性を活かしてEVや半導体製造装置、風力発電機などに用途が広がっている。EV車向けには米テスラをはじめ欧米のEV車向けに供給しており、利益拡大の原動力だ。
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 今週日経平均が下げ波乱になった中で、見事に逆行高の形で上げてきた銘柄の一つが東証1部の三洋化成(4471)だ。前号で書いたように東証1部のファーマフーズとの資本・業務提携を発表して、ファーマフーズの育毛シャンプーの原料を供給することで注目された。さらに元々この株は次世代リチウムイオン電池の全樹脂電池を開発して、いよいよ量産体制に入ることで注目されていた。
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 ファーマフーズは4月に3,820円の上場来高値をつけてから調整局面に入っていたが、今週好材料が飛び出し復活の動きになってきた。会社側は今期21年7月期の営業利益を会社四季報最新号に記載されていた28億円の予想に対して50億9200万円。前期比6.8倍増益へと大幅な上方修正を発表した。さらに先般東証1部の三洋化成(4471)との資本・業務提携を発表したのに続いて、今度は東証1部のロート製薬(4527)との資本・業務提携の強化も発表した。
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 世界トップクラスのエアコン会社であるダイキン(6367)だが、このほどEV関連で大きな好材料が出た。エアコンに使う電力を大幅に減らして、EV(電気自動車)の航続距離を最大5割伸ばせる画期的な技術を開発して、2025年をめどに実用化する。
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 持ち株を半分利食って、残り半分の買いコストは0に等しい状態で倒産でもしない限りびくともしない財産として長期投資で持続していただいている東証2部のインスペック(6656)だが、今週好材料が発表された。 続きを読む

 ステンレスや電池材料に使われるニッケルの価格が再び上昇してきており、約4ヵ月ぶりの高値になってきた。 続きを読む

 前号の当コーナーで、「そろそろ千代化が復活するか」と題して「再び目を向ける頃合いに来ていると思う」と書いておいた。思った通り今週は株価がぐんぐん上がり始め、先週末の終値405円から今週25日(金)に468円まで値上がりして、5月10日以来の高値になってきた。
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 東証2部の水素関連株である千代田化工(6366)が4月9日に549円の高値をつけてから調整安になっていた。これは決算発表でサプライズが無かったために失望感で売られていたものだ。しかし5月26日の安値383円で底打ちしたのではないかとみられる。
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 前号の当コーナーで水素関連株に再び目を向けようと書いたが、早見の有料情報では9日に東証2部の代表的な水素関連株である東証2部の加地テック(6391)を買い推奨した。
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 このところ落ち着いていた水素やアンモニアなど次世代エネルギーに再び目が向き始めている。政府は今月まとめる成長戦略に2030年までに燃料電池車の燃料である水素を補給する水素ステーションを現在の6倍にあたる1000基整備する目標を掲げる。これまで掲げてきた目標は2025年度に320基となっていたので、大幅に上方修正することになる。
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