臨時コラム

 高配当株の代表として大相場になっていた海運株だが、ついに大天井を打ったかと思われる株価の崩れを見せている。それを最もよく表しているのが川崎汽船(9107)の週足チャートだ。先週7,770円の最高値で陰線包み足の形になった。長らく大きな上昇相場が続いて最高値で出現した陰線包み足は、典型的な天井打ちシグナルのひとつだ。

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 早見は3月2日に東京で開催された投資戦略フェア内のIRセミナーで、次の「国策に売りなし」のターゲットとして水素に注目ということで、第一弾で岩谷産業(8088)を取り上げた。それを受けて当日来場した方で週明け4日の寄付き値7,600円で買った方がおられるだろう。その後今週は8145円まで値上がりして、昨年9月の最高値8,040円を抜いて新高値になった。

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 早見はこのところ東京セミナーや週刊レポート、有料情報で中国の株価について逆張りのとらえ方で強気の話を書いたり話したりしてきた。香港のハンセン指数は週足チャートで1月に最安値をつけた後陽線包み足の形が出現していたが、続いて上海総合指数も2月5日に2,635の最安値をつけて3,000ポイント台回復まで切り返した。

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 日経平均が1989年末の史上最高値を更新できたのと対照的に、REITの値下りが目立っている。東証に上場しているREIT指数連動型ETF(1343)は、週足チャートが6本連続陰線。月足チャートも5本連続陰線で昨年9月の高値から下げており、今週は2020年12月以来の安値に落ち込んでいる。

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 香港株のハンセン指数の週足チャートを見ると、今週安値で陽線包み足の形になってきている。また上海総合指数の週足チャートを見ると、逆張り指標のRSIは先週27.4まで低下した。30以下まで下がったのは昨年10月末の28.8以来だ。前回はその翌週2,885ポイントで大底を打ち、今年5月の高値3,418まで18.4%上昇していった。

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 米系の「モノ言う株主」が三井不動産に対して、保有するオリエンタルランド株の売却などで1兆円の自社株買い実施を要求してきたことが報じられて、三井不動産の株価が一気に2007年5月の高値を抜いてきた。

 こうなると次は再び京成電鉄(9009)が要注目となる。

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 前回の当コーナーで「銀行株の値上がりに点火」と題して、銀行株は更に値上がりが期待できる状況になってきたと書いておいた。今週は東証銀行株指数が1月31日に280.28まで上昇して1月25日の280.2を抜いて新高値となった。

 早見の週刊レポートの「会員にひとこと」のコーナーで取り上げた、ゆうちょ銀行(7182)は、その直後の1月22日(月)の寄り付き値1,486円から1月25日に1,562円まで値上がり。

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 日銀が春に金融政策を修正する可能性が大きくなったので、今週24日に東京株式市場では銀行株が一斉に値上がりした。先週末に発行した早見の週刊レポートの「会員にひとこと」のコーナーで取り上げた、ゆうちょ銀行(7182)も早速株価が好調に値上がりしている。レポートを読んで22日(月)の寄り付き値1,486円で買った方は、25日の高値1,562円まで、3日目で早くも76円の値上がり幅で、順調に含み益を伸ばしていただいている。

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 東京市場に上場しているグローバルⅩ半導体株ETF(2243)が、今週19日に1,504円迄値上がりして、12月27日につけた1,443円を抜いて上場来高値を更新した。12月相場では米株市場のフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値を更新していたが、もちろんそれに連動している。ちなみに日本株式のグローバルⅩ日本半導体関連ETF(2644)も東京株式市場に上場しているが、こちらも今週は上場来高値を更新している。

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 日経平均やTOPIXが今週1990年3月以来の高値になったが、一方でグロース250指数は昨年11月の高値すら抜いていない。しかし東証スタンダード指数は一昨年1月のスタート以降での最高値を更新している。さらに東証小型株指数も日経平均やTOPIXと歩調を合わせて記録的な高値を更新中だ。

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