臨時コラム

このところ最後まで頑張っていたジャスダック平均が今週ついに大きく値崩れを起こし、大陰線を引いてしまった。

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新興市場は、ジャスダック平均が3月10日に最高値、続いてマザーズ指数が13日に最高値をつけて調整局面に入っていた。マザーズ指数は3月21日と27日に1028~1030のレベルで二点底の形を作り、29日には再び25日線を上回ってきて、日足ベースでの目先調整完了を示唆する動きになっている。

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前回のコラムで、ドル円の週足チャートが直近111円台の安値をつけて陽線つつみ足の形になり、2月に111円60銭台でダブル底の形を確認して調整完了を示唆している事をコメントしたが、3月10日に115円50銭台で円安がピークアウトして、その後急速に円高が加速してきた。

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ドル円は12月の118円台から円高局面になっていたが、2月に111円60銭台でダブル底の形を作り、直近で115円台まで円安になってきた。

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このところ「連続して長い上ヒゲを引いた場合に、直ちに天井打ちと決めつけずに、それを否定していく形になっていく銘柄に注目すべきだ」ということで取り上げているが、前コラムではジャスダックの夢テクノロジー(2458)の月足チャートをご紹介した。

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前回のコラムでも、「長い上ヒゲを引いた場合は直ちに天井打ちと決めつけずに、それを否定していく形になっていく銘柄に注目すべきだ」と改めてコメントしておいた。

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以前から、セミナーの場や様々なところで「ロウソク足の常識である『長い上ヒゲが出たら天井打ち』というような単純な決め付けをせずに、そのチャート破りにこそ注目すべきだ」とお話をしてきた。

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かねてからセミナーラジオNIKKEIの番組などでもお話してきたことだが、世界の歴史が大きく変わる激動期に入っており、何が起きてもおかしくはない情勢にある。昨年6月のイギリスのEU離脱、11月のアメリカ大統領選挙でのトランプ氏当選というように、今までの常識的な見方を次々に覆す流れになっている。

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メガネスーパー(3318)は2012年12月以降、毎年のように株価が急騰してはあっという間に失速して、週足や月足チャートでは極めて長い上ヒゲをつけて終わってしまうという散々なパターンを繰り返してきた。

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トランプ大統領が「中東・アフリカの7カ国からの入国を禁止する大統領令」を出し、これに反発も広がっているが、その背景にあるのはテロ対策であることはしっかりと認識しておかなければならない。

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