昨年も大きな上昇相場の中で5月から6月にかけて相場全体が大きく崩れ、大波乱となった。今年も相場全体の上昇トレンドには変わりはないと見ているが、株価は上げ下げを繰り返すものであり、ある程度値上がりすれば調整局面の値下がりになることは常に考えておかなければならない。
そこで大事になるのは、買った株が見込み違いの値下がりになった時にきちんと早めに損切りをすることだ。多くの投資家は買った株の材料などにこだわりを持つので、値下がりしてもなかなか売ることができず、そのままずるずると更に損失が拡大し長期塩漬けになるパターンが多く見られる。これでは非効率極まりない。