横尾寧子のFXのはじめかた

8月7日、NZ準備銀行が政策金利を50bp引き下げるサプライズの引き下げ幅での利下げを決定しました。利下げ自体は織り込まれていましたが、市場予想は25bp、それが倍の50bpを一気に引き下げたことで、NZドルは1円以上急落し、お隣の豪ドルも連動して大きく下げました。

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31日のFOMCでアメリカが約10年半ぶりに利下げを決定したのは既報の通り、その後トランプ大統領がパウエルFRB議長を口撃するのも想定通りでしたが、ドル円は109円台まで上昇し、円安が日本株を押し上げる動きになったのが8月1日でした。

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7月23日、メイ首相に代わって英国にボリス・ジョンソン新首相が選出されました。かつてロンドン市長を務め、一風変わった人柄と髪型(?)で知られていますが、2016年6月に実施されたEU離脱を問う国民投票では、EU離脱派として世論をけん引した人物です。

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もうすでに長期化している米中貿易交渉ですが、時折り「長期化懸念」という解釈でマーケットに襲いかかります。今週もそのような地合いでしたが、18日に米農務省が公表した最新の数値によると、中国は先週、米国産ソルガム(モロコシ)を4月以降で最大規模の5万1072トン買い付けたことが明らかになりました。米側から突き上げられていましたが「実際に動いている」という姿勢を見せては来ました。

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今週末の日本は、海の日の3連休を控えています。週末リスクに備える点で注意しておいていただきたいのが、15日(月)、中国の第2四半期GDPが発表されます。4月に発表された第1四半期GDPは6・4%で2018年第4四半期と横ばいとなりましたが、今回はファーウェイ制裁などが加味されます。現在の予想値は6・2%で、予想通りとなると天安門事件の翌年1990年以来の、29年ぶりの低水準となります。中国の景気減速は金融市場のリスクオフへの動き、豪ドル売りに繋がるので、ご注意ください。

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7月末に控えるFOMCでの利下げが大方織り込まれてきた中、今日5日は6月の雇用統計が発表されます。前回のNFPは+7・5万人と鈍かったのに対し、今回の各社の予想はやや回復の見通し。

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RBAの試算2019.06.28

下落の続いていた豪ドルは73円92銭の安値で一旦戻し、底入れ感が出てきました。週末にかけてはG20というより米中首脳会談に大きな注目が集まっており、解決に向けた道筋への期待が市場を後押ししています。ドル円でのドル売りが足を引っ張り、豪ドル円の伸びも緩やかです。

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今週18-19日に行われた米FOMCで利下げスタンスが明示されたことを受けて、円高基調が止まりません。米債は2016年11月以来の利回り低下になっています。対して米株は利下げ思惑で上昇し、米中首脳会談が行われることもプラス材料になって、海外はほぼ全面高の様相ですが、円高が足を引っ張り日本株だけは鈍い動きになっています。今週の終値は2万1258円、204円安、約1%の値下がりになりました。この円高の流れは、もうしばらく続きそうです。

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このところ、他国への批判に注目が集まっていたトランプ大統領のTwitter発言ですが、来週18-19日のFOMCを控えて、再びFRBに対する利下げ圧力発言が強まってきました。11日「FRBは金利を上げ過ぎている。バカげた量的引き締めに追い打ちをかけている。彼らは何も分かっていない」と口撃。利下げを要求する口先介入を行っています。加えて「ドルに対しユーロ安誘導をされている」と今度はユーロに対してのドル高への不満も言及し、対ユーロでドルが売られる流れになっています。ユーロはイタリアの財政が再び悪化しており、一部では独自通貨に変わる対応を進めているという報道もあるので、とてもユーロを買えるような状況とは言えません。しかし、ドル安を大統領自ら求める強い発言ですから、ユーロを売りにくい局面です。

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今週4日、オーストラリアが事前予想通り25bpの利下げを実施し、政策金利を過去最低水準の1・25%としました。継続的な利下げを言及したわけではないので豪ドルは一旦反発しています。またインド中銀が3回連続の利下げでレポレートを5・75%に引き下げるなど、金利引き下げに向かう地合いが目につくようになってきた今週、更に変化が出てきました。

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