臨時コラム

早見は金への投資については2月のセミナーで、保有分の3分の1程度を利食っておくようにアドバイスしておいた。これで10年以上に渡り歴史的大底水準から続けて来た金への現物投資は、一部分とはいえ初めて利食いの指示を出した。

ここで全て売却する必要が無いのは、大幅な円安効果により国内の円建て金相場の値上がり基調が続いているからだ。

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かねてから経営問題で揺れ動いていたシャープは、台湾のホンハイ精密との提携交渉が暗礁に乗り上げ、事実上白紙に戻る状況になってきた。

このため、他の企業との提携交渉を進めて来たが、韓国のサムスン電子から約100億円を出資してもらう方向で最終調整が進められていることが3月6日に一斉に報道された。出資比率は約3%になる。

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早見は10年以上前の歴史的底値の水準から一貫して金への投資を続けていただき、現在に至るまで1グラムたりとも金は売却させずにタップリと含み益を確保していただいてきた。

しかし、このところNYの金相場が明らかに変調をきたしている。一昨年2000ドル手前のところで史上最高値を付けていたが、昨年再度この高値に挑戦したものの抜くことが出来なかった。

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当コラムでは前々号から連続して、3月にかけての株式市場の最重要ポイントである日銀総裁人事についてコメントしてきた。アジア開発銀行総裁の黒田東彦(はるひこ)氏が有力候補と報じられて、次いで大和総研の武藤敏郎氏が最有力と報道されるなど、観測記事が流れるたびにマーケットに影響を与えて来ている。

2月20日の読売新聞朝刊では、武藤氏は候補から外れた模様だとして、岩田一政氏、岩田規久男氏、黒田東彦氏、伊藤隆敏氏の4人に絞られたという見方が有力になっていると報じられた。一方で、時事通信は武藤、岩田一両氏が有力としている。

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前回の当コラムで次の日銀総裁人事が前倒しで加速することになり、それが3月にかけて株式市場の最重要ポイントとして意識されるだろうと書いておいた。

2月15日に大和総研の武藤敏郎氏を中心に人選が進められていると報じられたことから、株式市場や為替市場ではネガティブに受け止められ、武藤ショックの形で円高株安が進んだ。武藤氏は財務省サイドが第一希望として強く推していた人物で、白川総裁が就任する前の2008年に元々総裁候補となっていたが、当時民主党が反対したことで総裁になれず、白川総裁が就任した経緯がある。

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白川総裁が3月19日に前倒し辞任すると表明したことを受けて、次の日銀総裁人事も前倒しで加速することになる。

既に何人かの有力候補の名前が取りざたされているが、大和総研理事長の武藤敏郎氏、日本経済研究センター理事長の岩田一政氏、学習院大学教授の岩田規久男氏、東京大学教授の伊藤隆敏氏、アジア開発銀行総裁の黒田東彦(はるひこ)氏、元日銀審議委員の中原伸之氏などが有力候補として浮上している。

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昨年1月に大きく報道されて、橋梁株の買い人気に火をつけた首都高速道路の大規模改修問題が一年経っていよいよ具体化してきた。

首都高速道路会社の有識者委員会は1月15日に大規模改修の具体的なプランを発表した。それによると約47キロメートルの区間で、道路を全て壊しての作り直しや大規模な改修が必要だとしており、これだけで総工費は最大で9100億円かかると試算された。

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昨年10月に京都大学の山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞したところからバイオ関連株に火がついた。

その中心となったタカラバイオ(4974)は10月5日の安値415円から10月17日に1010円まで急上昇して、第一段階が終了していた。

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早見は毎年大発会での一番人気銘柄を翌日の寄り付きで自動的、機械的に買う投資作戦を行っていただいている。これは大発会当日、終値が値上がりで終わった銘柄の中で、売買代金が最も多かったものを一番人気銘柄としており、その年の相場全体や経済動向などを占う意味で重視している。

今年2012年の大発会ではトヨタ自動車(7203)が一番人気銘柄となった。株価は1月4日の終値2644円から4月2日には3640円まで37・7%値上がりした。その後調整に入ったが、11月から再び大きく上昇しており、12月21日には3965円まで付けて今年の最高値となった。一昨年1月以来の4000円台回復も近付いている。年明けには4000円台が実現されるだろう。

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総選挙の投票を12月16日に控えて自民党の国土強靭化計画への期待感が高まって来ている。総額100〜200兆円規模で災害に強い国土作りを進めていくというのが狙いだ。

そこへ2日午前に中央自動車道笹子トンネルの大惨事が発生し、老朽化している全国のトンネルや橋梁などインフラの改修、補修がクローズアップされてきた。もちろん自民党の政策の中にもそれが含まれており、株式市場でも本格的に評価されていくと思われる。

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