臨時コラム

今月はペプチドリームに続き、iPS関連の本命と見られているリプロセルが26日にジャスダックに上場する。公開価格は3200円で決まったが、かなり大量の新規公開株申し込みが殺到した模様だ。

リプロセルはiPS細胞の餌にあたる培養液を販売しており、各企業や大学に供給して収益源となっている。京都大学の山中教授にももちろん提供している。国内シェアトップであり、培養液はほぼ毎日交換しなければならないということで、上場企業としてはiPS関連の最有力とみられている。

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6月はバイオ株で注目IPOが相次ぐ。まず、6月11日に東証マザーズにペプチドリーム(4587)が新規上場される。この会社は今期以降継続的に黒字が見込まれており、内外の大手製薬会社と共同事業を展開している点も安心感につながると見られる。このため、マーケットでは公開価格を2〜3倍上回る極めて高い初値がつくのではないかという観測が流れている。

続いて6月26日にジャスダックにリプロセル(4978)が新規上場される。この会社は京都大学のiPS細胞の特許管理会社であるiPSアカデミアジャパンからライセンスを得て、各製薬会社にiPS細胞を販売する元締めの窓口企業だ。売上の87%がiPS細胞で占められており、まさに昨年10月のノーベル賞受賞以降期待されていた、iPS細胞に直接投資できるバイオ企業がいよいよ登場することになる。

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早見は2月の東京セミナーで、10年以上に渡り歴史的大底から買い続けていただいた金の現物について「3分の1程度利食っておくように」と指示を出した。

ついに金について売りに回っていただいたわけだが、その後4月にNYの金相場は歴史的な大暴落を演じた。そこから一旦反発したものの、再びズルズル下げて来て、過去4年間で最長の7日連続値下がりで1360ドル台まで落ち込んできた。金は2000ドルに届かないところで歴史的な大天井を打ったと判断したわけだが、その後の経過を見ていると予想通りになってきている。

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前回(4月26日更新)の「相場観」コラムでも少し触れておいたが、4月15日に金相場が歴史的な暴落を演じた時、NY株式市場ではヒンデンブルグ・オーメンと呼ばれる非常に不吉なテクニカル的な形が出現した。このため、市場関係者の間にはアメリカの株式市場に昔から伝わっている「5月は売りに回れ」という相場格言を気にする向きが増えている。

このヒンデンブルグ・オーメンというのは、ある4つのテクニカル指標が悪い形に重なった場合の事を示しているが、過去の例から見るとその後アメリカの株価が下げ波乱になっていく可能性が大きいと言われている。もちろんテクニカル指標なのでだましがあるのはいうまでもなく、この形が出たからと言ってその後必ず株価が大きく下げると断言できるわけでは無い。しかし、80年代以降アメリカの株価が暴落した局面では、その直前に常にこのヒンデンブルグ・オーメンが出現していたので、注意するに越したことは無い。

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<こちらは当社レポート会員様向けコラムの転載になります>
早見はFAX及びメール会員の方々に日々の情報配信、レポート会員の方々には週刊レポートで様々な情報や売買アドバイスなどを提供しています。

しかし、大きな相場観やそのほか重要な事柄については毎月開催の東京と大阪のセミナーで詳しく解説を行い、予め大きな方向性をお伝えしています。

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早見は金への投資については2月のセミナーで、保有分の3分の1程度を利食っておくようにアドバイスしておいた。これで10年以上に渡り歴史的大底水準から続けて来た金への現物投資は、一部分とはいえ初めて利食いの指示を出した。

ここで全て売却する必要が無いのは、大幅な円安効果により国内の円建て金相場の値上がり基調が続いているからだ。

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かねてから経営問題で揺れ動いていたシャープは、台湾のホンハイ精密との提携交渉が暗礁に乗り上げ、事実上白紙に戻る状況になってきた。

このため、他の企業との提携交渉を進めて来たが、韓国のサムスン電子から約100億円を出資してもらう方向で最終調整が進められていることが3月6日に一斉に報道された。出資比率は約3%になる。

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早見は10年以上前の歴史的底値の水準から一貫して金への投資を続けていただき、現在に至るまで1グラムたりとも金は売却させずにタップリと含み益を確保していただいてきた。

しかし、このところNYの金相場が明らかに変調をきたしている。一昨年2000ドル手前のところで史上最高値を付けていたが、昨年再度この高値に挑戦したものの抜くことが出来なかった。

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当コラムでは前々号から連続して、3月にかけての株式市場の最重要ポイントである日銀総裁人事についてコメントしてきた。アジア開発銀行総裁の黒田東彦(はるひこ)氏が有力候補と報じられて、次いで大和総研の武藤敏郎氏が最有力と報道されるなど、観測記事が流れるたびにマーケットに影響を与えて来ている。

2月20日の読売新聞朝刊では、武藤氏は候補から外れた模様だとして、岩田一政氏、岩田規久男氏、黒田東彦氏、伊藤隆敏氏の4人に絞られたという見方が有力になっていると報じられた。一方で、時事通信は武藤、岩田一両氏が有力としている。

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前回の当コラムで次の日銀総裁人事が前倒しで加速することになり、それが3月にかけて株式市場の最重要ポイントとして意識されるだろうと書いておいた。

2月15日に大和総研の武藤敏郎氏を中心に人選が進められていると報じられたことから、株式市場や為替市場ではネガティブに受け止められ、武藤ショックの形で円高株安が進んだ。武藤氏は財務省サイドが第一希望として強く推していた人物で、白川総裁が就任する前の2008年に元々総裁候補となっていたが、当時民主党が反対したことで総裁になれず、白川総裁が就任した経緯がある。

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