1月18日の早見の東京セミナーで、東証に上場しているREIT(リート)について強気の話をして、大いに見直すべきであると話した。その後今週はディープシークショックで日経平均が急落した中で、東証REITは逆行高になり、28日にはNTT都市開発投資法人(8956)にTOBのニュースも飛び出して、REITの割安さがさらに見直される空気が広がった。
臨時コラム
REITに見直しムードが広がってきた2025.01.31
フジメディアに思惑が高まる2025.01.24
不祥事で大揺れのフジテレビを傘下に置くフジメディア(4676)の株価が1月9日の最安値1,573円台から今週22日には1,989円台まで26%上昇。出来高は16日には168万株だったのが、今週は20日から22日までの3日間で合計1億1800万株以上の大商いをこなす異常事態になっている。空売りも急増してディスクロベースの買い残84万株に対して売り残135万株で株不足になってきた。
ナスダック指数が悪いチャートの形を覆せるか2025.01.17
主要な3つの米株指数は調整色を強めていたが、なかでも最も悪い形になっていたのはナスダック指数だ。週足チャートを見ると12月の史上最高値で陰線包み足の形になって下げに転じた。もちろんダマシもあるが、典型的な天井打ちだったのは一昨年8月と2021年11月で、どちらも最高値のレベルで週足が陰線包み足を出現させて、そこから大きく下げていった。
中国株が9年ぶりの不穏な年明け2025.01.10
中国の上海総合指数は、12月31日から1月6日まで4日続落で、12月30日の終値3,407から1月6日の安値3,185まで一気に222ポイントも急落した。年明け早々の下げとしては2016年1月以来の大きな値下がりとなったが、その2016年は15年12月末の終値3,539から16年1月の安値2,638まで25.5%もの下落率という暴落状態になった時だ。
また動き出したセレス2024.12.27
早見の週刊レポートで買い推奨した暗号資産関連株のセレス(3696)は、レポートで取り上げた時の3,260円から、12月16日の高値3,875円まで18.8%値上りのヒットになった。そこから下げていたが、今週23日の安値3,070円で下げ止まり3,665円まで切り返して、直近の下げ幅の73%を戻した。日足チャートでは23日の安値で陽線包み足の形になっており、短期的な調整が完了したことを示唆している。
メタプラネットが大ホームラン2024.12.20
11月16日の東京セミナーで、推奨銘柄とは別に注目株に取り上げたメタプラネット(3350)は、同時に早見の週刊レポートの「テクニカル変化に注目」のコーナーでも取り上げたので、それらを受けて11月18日の寄付き値1,990円で買った方がおられると思う。今週は4,270円まで上昇したので、これで11月18日の寄付き値から2.14倍に値上りという大ホームランになった。
香港株が基調変化2024.12.13
今週は中国が金融政策を適度な緩和に切り替えることが明らかになったため、中国の株価が急上昇した。香港株式市場のハンセン指数も10月の高値から調整安が続いていたが、11月26日の安値で下げ止まり、今週は日足チャートの一目均衡表で10月の高値以降で初めて基準線を突破。10月の高値と11月の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインも突破した。
TOPIXが上値抵抗ライン突破2024.12.06
日経平均の日足チャートでは10月15日に4万257円の戻り高値でアイランドリバーサルの悪い形になった後、11月25日にもアイランドリバーサルの形で戻り高値になった。しかし今週はまず11月25日のアイランドリバーサルの形を解消した。同時に今週は日経平均よりもTOPIXが強い形を見せており、7月の最高値と11月の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインを突破してブレイクアウトしてきた。
日経平均がまたアイランドリバーサル2024.11.29
日経平均の日足チャートを見ると、10月15日に4万257円の戻り高値でアイランドリバーサルの悪い形になった。その後これを解消できないまま現在に至るまで調整局面が続いている。今週も25日にまたアイランドリバーサルの形で戻り高値になった。10月、11月とアイランドリバーサルの形を連発して、なおかつ7月の史上最高値から10月、11月と高値が切り下がってきているので、非常に良くない形だ。
三菱商事の月足チャートが大注目2024.11.22
三菱商事の株価は5月の最高値3,775円から8月の最安値2,398円台まで下げていた。月足チャートを見ると8月は極めて長い下ヒゲを引いていたが、9月以降その下ヒゲの中でまたズルズルと下げてきている。これは良いことではない。