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横尾寧子のFXのはじめかた

先週11日に114円まで付けてテーパリングと次の利上げ時期を伺う堅調な上昇だったドルですが、再び急落してきました。18日、米上院共和党による医療保障制度改革(オバマケア)改廃に向け、可決に必要な過半数を確保できないことが明らかになりました。そもそもオバマケア廃止法案を可決させることも厳しい状況になっていることから、トランプ政権が掲げてきた財政・経済政策が施行出来ないのではないかという不安感が、ドル売りに繋がっています。
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先月、突如思惑が浮上したカナダの利上げですが、12日のBOC理事会で25bpの利上げが決定しました。実に6年10ヵ月ぶりの金利変更となり、カナダドル円は89円33銭まで上昇し、2015年12月以来の水準となりました。声明を見ると、弱含みのインフレは重視せず、根強い不透明感を背景に、金利の先行きについては指標次第にするとして、追加利上げに言及することなく終わりました。しかし、この言い方は追加利上げを否定したわけでもありません。インフレが低くても、経済指標が強ければ利上げを行うという姿勢を示したことになりましたので、利上げ決定後も高値到達感の売りはあまり出ませんでした。
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6月13日に浮上したカナダの利上げ思惑以降、カナダドルの堅調な動きが続いています。対ドル、対円ともに堅調なカナダドル上昇地合いになっており、対ドル週足チャートの一目均衡表では、今週雲を下に割り込んできており、雲を完全に下に割り込めば一段のカナダドル強地合いが強まりそうです。
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イアン・ブレマー氏率いるユーラシアグループが年始に公表する「2017年世界10大リスク」の10番目に「南アフリカ ズマ大統領を巡る政治危機」というものがありましたが、その南アフリカの迷走ぶりは色濃くなるばかりです。
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英総選挙を終えて、ポンド売り目線が依然続いています。5月10日につけた148円の高値から、キレイな右下がりボックスの形が継続しており、選挙を通過して一段安となりました。
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大変ご無沙汰しております、横尾です。3月よりコラムをお休みさせていただいておりましたが、6月より再開させていただきます。どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

株価2万円、NYダウ史上最高値更新と、株価の堅調さが下支えしてくれているような印象を受ける為替市場は、ちょっと「何か」が起こると、ぐらっとしてしまいそうな雰囲気が続いています。ドルも1ヵ月前は114円まで上昇していたのが、直近では110円を割り込んできており、買い安心感がありません。極東リスクに英テロリスク、直近ではカタール断交など次から次へと波乱含みな問題が出てきていますので、無理もありませんね。
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豪ドル円が16日、88円17銭まで上昇して直近高値を更新しています。16日に発表された1月の雇用統計を見ると、就業者数が予想1万人に対し、1万3500人、失業率は5・8%予想に対し、5・7%と改善しました。12月の就業者数も1万3500人から1万6300人に上方修正されており、一度落ち込んだ経済の回復が徐々に感じられる数値が出てきました。
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14日のNY時間に出たイエレンFRB議長のタカ派発言を受けて、ドル円・クロス円相場は一転してリスクオンの動きになりましたが、その中でも堅調さを見せる豪ドル円が直近高値を抜いて、87円78銭まで値を伸ばして2015年12月以来約1年2ヵ月ぶりの高値となっています。
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安倍トラ会談を週末に控えて注目が集まっていますが、ドル円はじわりじわりと下値追いの動きになっています。
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今年最初の会合で据え置きを決定した日銀(11時56分発表)の今後の金融政策のかじ取りについて、方向感が見えづらくなっています。限界論が囁かれ、財政支出による物価上昇率2%を目指そうという新理論も囁かれる中、アベノミクスを提唱してきたリフレ派の浜田氏が、昨年のジャクソンホール会合で発表した論文を読んで考えを改めたというインパクトを与えた米プリンストン大の教授、シムズ氏が来日している。
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