10月3日、今回もNY時間に為替相場に動きがありました。23時を回り、ちょうどニュースの時間帯でしたので、リアルタイムに「ドル円150円突破、1年ぶり」と報じられる中、ドル円相場が突如一瞬で2円以上急落する場面がありました。昨年の介入がよぎる動きでしたが、実際にどうなのでしょうか。
翌日には神田財務官が「介入の有無はコメントを控える」と発言しましたが、ちょうど去年10月21日の覆面介入があった日も、同様にコメントしないと発言していました。その前は9月22日の1回目の介入の時は、17時過ぎに実弾が入り、その直後に「為替介入を行った」と正式に24年ぶりの為替介入実施を表明しましたが、10月の覆面介入の時はコメントせず、その介入が公になったのは、年が明けて23年2月7日に財務省公表で5兆強の覆面介入が行われたことが分かりました。