年始恒例の10大サプライズが毎年楽しみでしたが、昨秋バイロン・ウィーン氏がご逝去されたので、今年はイアン・ブレマー氏率いるユーラシア・グループの10大リスクだけになってしまいました。寂しいですね。今年はウィーン氏を忍んでオリジナル10大サプライズを発表している金融機関もありますので、チェックしてみてください。
さて、ユーラシア・グループの10大リスクですが、トップは「米国の分断」。これは昨年の23年10大リスクにも含まれていましたが、大統領選挙を11月に控え、一段と分断が強まっている印象です。
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このページを印刷年始恒例の10大サプライズが毎年楽しみでしたが、昨秋バイロン・ウィーン氏がご逝去されたので、今年はイアン・ブレマー氏率いるユーラシア・グループの10大リスクだけになってしまいました。寂しいですね。今年はウィーン氏を忍んでオリジナル10大サプライズを発表している金融機関もありますので、チェックしてみてください。
さて、ユーラシア・グループの10大リスクですが、トップは「米国の分断」。これは昨年の23年10大リスクにも含まれていましたが、大統領選挙を11月に控え、一段と分断が強まっている印象です。
明けましておめでとうございます。元日に発生した能登半島地震の被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
為替相場の2024年市場コンセンサスは、FOMCの今年6回利下げ見通しが根強く出ていますが、相場を見ると年末は140.25まで下げたドル円が年始は反発スタートです。この円安の一因として能登半島沖地震の影響を加味し、日銀行動が予想よりも遅れるのではないかという見込みが円売りにつながっているという思惑も。なお、大発会当日の日銀植田総裁の発言「震災後は銀行と連携する。賃金水準と物価水準がバランスよく上昇することが期待される。」じわりとドル買いで反応しています。とはいえ、こうした想定外の大きな事態に見舞われて方向感がつかみにくいですが、まだ今年のトレンドが相場に反映されてきているわけではないので、決めつけずに動きを見ていきましょう。