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横尾寧子のFXのはじめかた

先般より北朝鮮が核実験再開を唱え始めていますが、それ以上に我々日本人にとって身近なリスクが深刻度を増してきました。

2月5日に「尖閣諸島沖で中国の艦船が数日前に海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用レーダーを照射」したことが伝えられました。このレーダー照射というのは、実質戦闘開始のロックオンに用いるもので、中国側からの日本に対する挑発はエスカレートするばかり。

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この数年、世界経済不安の中、主要各国が自国通貨安に誘導して自国経済を守る通貨戦争から、俄かに日本が批判の対象になってきました。急激な円安が続いている上、安倍政権が円安、デフレ脱却を声高に言っていますから目立っているということもありますが、これまでかなりの円高に耐えて、国際競争力が弱まるのを見過ごしてきているんだから、たかだか90円に戻したくらいで言われたくないけど・・・と思ったり。特にEFSF債も多く購入して、ユーロ圏の安定に身銭切っているのに、経済のしっかりしたドイツのメルケル首相に円安批判されると、なんていうか腹立たしさを感じます。

というのは私の個人的な意見ですが(笑)、先般のダボス会議でも日本の円安批判が行われましたが、2月にG20が開催され、議長国ロシアは「批判する!」と以前言っていましたので、何らかの議題には上るかもしれません。

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昨年10、12月と2回にわたり政策金利を0・25%ずつ引き下げ、今年最初の2月5日RBA会合でも、0・25%の利下げも予想されていた豪ドルですが、対円では他のクロス円を牽引する強さで2008年8月以来の94円乗せまで続伸しました。直近では日銀会合を終えて一旦値を消し、日足のMACDもデッドクロスで調整場面に入りそうですが、高値圏でしっかりした強さを見せています。

23日に発表された第4QCPIを見ると、前期比で+0・2%となったものの、予想の+0・4%は下回り、RBAが重視する基調インフレ率が0・55%で、前期の0・75%を下回りました。

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1月15日の前引け後、甘利経済再生の円安けん制発言を受けて、ドル円、クロス円の調整地合いが続いています。「過度の円安になれば輸入物価に跳ね返ってくる、国民生活にも悪影響が出る」と述べたもので、政権自ら牽引してきた円安政策について、一呼吸入れるつもりなのか?マーケットは上値の重い動きが続いています。

注目は来週22日の日銀金融政策決定会合です。ここでインフレターゲット2%決定等、何らかの決定がなされることはすでに既定路線であり、ドル円、クロス円はそこに向けて上昇が続いていた過程で楔が打たれた形です。

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明けましておめでとうございます。昨年の最終号で「ドル円、85円回復」と書きましたが、年末年始もドル円、クロス円の騰勢止まらず、1月4日には一時、2010年7月28日以来の88円まで値を切り上げました。ドル円の2008年11月高値110円65銭と、2011年10月の安値75円55銭の38%戻しが88円90銭になりますから、まずは第一弾の戻りをほぼニアピンで形成してきたという感じです。ちなみに50%戻しは93円。このあたりは2013年の間にターゲットになりそうな数字です。

しかし現在の相場のけん引役には、安倍政権とアベノミクス、そして株価動向があり、為替市場に主体性がありません。日本時間に取引をされる際は、どうぞ東証のインデックスをよく見ながら押し目を狙っていただきたいところ。85円台まで調整するようであれば、しっかり買いを入れたいところ。

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当コラムを書いている26日午後に、安倍内閣が発足します。それを前に、すでに海外市場がクリスマス休暇で商いが閑散となる中、ドル円は2011年4月以来の85円まで円安が続伸しました。直近では、9月13日に1ドル77円12銭まで円高が進んでいましたので、それからたった3ヵ月半で10%も円安に動いたことになります。

欧州債務危機が本格化して以降、為替市場の主役は欧州時間からになっていましたので、東京時間は閑散とした動きが続いていました。たまに株価と連動するも、本番は夜に・・・という投資家が多かったと思いますが、政治が動き出して以降、対円に絡む相場の主役は東京市場が握るようになりました。10時の仲値を挟んだ動き、ランチタイムの荒い値動き、そして株価に連動するように上下しやすくなりましたので、昼間のFX取引にも投資妙味が高まってきました。日本の投資家にとってとても好都合な投資環境になりますね!

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12月19日に、日経平均1万円回復、実に4月4日以来約8ヵ月半ぶりの上昇。為替市場もその動きに追従する形で、ドル円は84円台、ユーロ円111円台、ポンド円も137円台と軒並み円安続伸となっています。

為替市場は、週末の総選挙を終えて、今週のオープンでは総じて窓開けの強い続伸でスタートしました。ユーロ円は先週のクローズ109円90銭に対し、週明け111円乗せでスタートし、同日夕方に109円91銭の窓埋めまで値を消した後に、ピタリ埋めて反転、続伸のセオリー通りのキレイな形になっています。

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12月12日、9時48分に北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを発射したことを受けて、円相場はやや円売りになるも、10分程度で発射前の水準に戻る超小幅の反応となりました。北朝鮮関連の地政学的リスクに対する市場の反応は、年々薄くなっていますから、こういうちょこっとの動きに下手に乗らないように気をつけて下さいね。

さて、当レポートを書いている現在、FOMCを直前に控えて、材料としてはややエアポケットです。私自身もFOMCを見てから円ポジ考えようと、現在ノーポジですが、スタンスは円売り変わらず。何処から入るか見極めというところです。

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今年も残すところあと1ヵ月弱になりました。日本は16日に衆院選を控えており、選挙結果を睨む相場展開なので、例年以上に気ぜわしい師走となりますね。

欧米は今週末の雇用統計と、12日のFOMCを通過すると、徐々にクリスマス休暇の調整が始まります。

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来年6月に総裁任期を終える英中銀(以下BOE)の総裁人事において、英中銀は総裁ポストの公募を実施し、人事の絞り込みを行っていましたが、26日にBOEが発表したのは現カナダ中銀(以下BOC)で総裁を務めるマーク・カーニー氏のBOE総裁就任でした。1964年にBOEが設立して以来、初めての外国人の総裁登用です。

最有力だったのは、BOE勤続30年のタッカー副総裁でしたが、LIBOR不正操作問題などがあったことで、改革に向けた新風を吹き込むという意図を持って、オズボーン財務相肝煎りでカーニー氏に白羽の矢が立ったようで、2013年以降金融政策に加え、金融監督など権限拡大が予定される中で、その手腕に期待が集まっています。

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