前回の当コラムでも取り上げましたが、RBAが5月5日の会合で0・25%の利下げを実施しました。これはほぼ織り込まれており、焦点は声明でしたが、コンセンサスはハト派継続だったものの、追加利下げについての文言が削除されたことから、利下げ打ち止めか?という思惑から買いが広がりました。
また7日に発表された4月の豪雇用統計は、失業率は6・2%で予想と変わらず、就業者数は予想+4千人に対して-2900人と下回ったことで売り反応となりました。しかし、下げたところで買い反発しており、目先の動きだけを見ると、豪ドルネガティブはやや緩和した印象です。