ちょうど2週前、ギリシャのデフォルトが確定的と相場を賑わす。
先週、ギリシャの救済が決まりデフォルト回避になるだろうと相場がドテン。
そして週末の欧州財務相会合で、ほぼ支援延長が決まるだろうとドヤ顔だったバルファキス(ギリシャ財務相)の顔が突然暗転!会議中にギリシャが7月5日に国民投票を行うと報じられ、寝耳に水の欧州財務相お歴々がいい加減匙を投げたところでギリシャはデフォルトの階段を上り詰めています。が、上り切っていない週明け29日、ギリシャは銀行と株式市場を休みにし、世界に不安感を広げました。また自国民に決断を委ねた愚宰相が、返す立場のクセに支援期限切れ直前に「新提案」をサラッと出してきました。それも含めIMFは7月1日にギリシャをデフォルトとはせず「延滞」と言葉を濁し、欧圏も引き続き協議することを明らかにしています。