イスラエルとパレスチナでの紛争が悪化・長期化しそうな雰囲気が強まってきています。長期に及ぶロシアのウクライナ戦争に対して、世界の関心が薄れる中で中東での悲惨なテロや爆破が連日報じられ、イスラエルの報復に批判的なデモが世界各地で勃発するなど、中国・ロシアから見ると幸いなタイミングだったといえそうな雰囲気です。あまりいい雰囲気ではないですね。ドル円相場は150円近い水準での高止まりが続いており、その他通貨でもドルが買われています。利上げ停止見込みで下げていた逃避通貨のスイスフランは対円で8月末の高値166.59を突破して、167.18と最高値を更新するなど、地政学的リスクの悪化に構えた有事体制の為替市場が続いています。ここからドル円をさらに買うのは高値ですから勧めませんが、かといって売ることはできません。原油先物は情勢による日替わりで大きく下げたり下落するなど激しい動きですから、カナダドルにもあまりトレンドがありません。波乱の秋さながらの展開ですし、波乱は一段と強まる可能性もあるのでキャッシュ比率を高めることをお勧めします。(こういう時に突っ込んで、何度大きくやられたか・・・大きく突っ込むの時期はまだここからあるはずなので今は静観です)
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