今週の当コラムは、レポート発行後の11月10日にアメリカで発表された10月CPIを受けて差し替えております。ご了承ください。
さて、11月10日の夜は歴史的なドルの下げを記録しました。CPIは予想+8.0%に対し+7.7%と鈍化。6月のCPI(7月13日公表)が前年比で+9.1%と約41年ぶりの高い伸びとなり、そこから記録的な高インフレに対しFRBが連続の大幅利上げを推し進めてきました。そのインフレ抑制の効果が出てはいますが、今回のCPIの鈍化はつまりアメリカの「歴史的な大幅利上げ」の終焉を意味します。株価は利上げ減速予想を好感して大きく上昇し、対してドルは1日で4.4%もの下落となりました。この日の動きは2009年以来の最大の下げとなっています。