2日は市場期待に応えることのなかったECBとドラギ総裁ですが、何らかの行動をする用意があるという姿勢を見せたことや、ドイツがイタリア、スペインの国債買い取りに同意したと報道されていることなどを受け、ユーロ安売りが落ち着きを見せています。7月24日には対円で94円10銭まで円高が進行しましたが、8月7日には97円80銭まで続伸。またドルストレートも1・20までドル高が進んだものの、直近では1・244まで値を戻しました。
またゴールドマンは直近のユーロ見通しをロングで推奨しており、目標値を1・27としています。JPモルガンも同様にユーロロングを示していることから、心理的にもユーロが買われやすい地合いが続きそうです。