4日にMPCを控えるイギリスポンドの動きが冴えません。対豪ドルでは2001年9月の高値3・0350以降右下がりが続いており、現在1・44台と最安値水準です。対ドルでもこのところは売りが目立っていますが、アベノミクスで対円では比較的しっかりした動きを保っていました。が、ちょっとテクニカル的に黄色信号です。
日足の一目均衡表を見ると、現在は上から雲に突入し、雲の中に留まっていますが、雲の下限が4月10日には142円まで切り上がります。現在は141円台で小動きですから、雲をきれいに上抜けするには威力が足りません。雲はこれまでの上昇を描くように右上がりが続きますから、今後は雲に上値が抑えられる形が想定できます。日々線が雲に下抜けとなると、昨年5月17日以来の変化です。


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