先般、バーナンキFRB議長が量的緩和解除の方向性を示して以降、緩和縮小は9月のFOMC(9月17、18日開催)からではないかという見通しが高まっています。その意味でも景気の回復を確認する雇用への注目は俄然高まります。
そして、今週7月5日(金)に発表される6月の雇用統計の予想数字が出てきました。ロイターの調査による予想値はNFPが16万5千人(5月は17万5千人)、失業率が7・5%(同7・6%)と特段大きな数字が出ているわけではありませんが、ドルは各通貨に対し、緩和解除の思惑も巻き込み急伸。ドル円は6月5日以来の100円台回復となりました。6月13日には93円台まで下げましたから、随分急ピッチな印象です。雇用統計の数字が期待を裏切るものであれば、スピード調整も含めて一旦大きく調整する場面がありそうです。ただ、予想以上に強い反応であれば、次は105円ミドルを目指す動きも考えられます。