日本市場は日銀の緩和報道を受けて、日銀の発表前より不動産株、REITの上昇が目立っていました。追加緩和による不動産上昇効果期待の思惑が高まった結果ですが、現在は世界中の中銀が緩和を行っており、不動産市況の回復は世界のあちこちで見受けられます。
香港政府は26日、本土の中国人やQEで溢れたマネーによる不動産買いでの価格上昇を抑えるため、不動産価格抑制策を発表しました。香港株への資金流入も続いており、香港ドル高抑制のため、当局による介入が再び発動されました。この緩和マネーの流入は、アジアの新興通貨へますます広がりを見せてくると見られています。