かつてECBの動向がここまで注目されたことはあったでしょうか?というくらいの注目をもって、1月22日にECB会合が行われました。21時45分の政策金利発表時に「さらなる措置に関しては後程発表する」とアナウンスメントがあり、22時30分からのドラギ総裁会見は、10分押してのスタートとなりました。
内容は、事前に予想された月500億ユーロを上回る月600億ユーロの国債買い入れが決定。この買い入れは今年3月から2016年9月まで継続すると期限を定めるも、効果が出るまで続けると加えていることから、期限に捉われずに対応するという姿勢が見えました。