総選挙が無事に終了し、予想に反して与党保守党が過半数の議席を占める結果になった英国は、既に「EU離脱」に対する住民投票が次の目線として政治の焦点に移ってきているようですが、目先は市場に影響を及ぼす材料を終えて、ポンドは身軽な動きになっています。
総選挙の結果に加え、12日に発表された3月の鉱工業生産は予想±0に対し、結果+0・5%と好結果になったことで、ポンドは急伸。対ドル、対円共に年初来高値を更新しています。この鉱工業生産の結果を受けて、英国の早期利上げ観測が再び市場を席巻してきました。昨年暮れまでは米国に続く第2の利上げ候補としてポンド高を誘っていましたが、今年は選挙を前に動きが鈍くなっていました。イベント通過で、ポンドの充電も完了!でしょうか。


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