110円到達で円安けん制が強まりつつあったドル円相場ですが、7日の安倍首相の発言に続き、7日のNYではIMFが出した2014年の世界経済成長率見通しが7月時点の3・4%から3・3%に引き下げられたこと、2015年も3・8%へ下方修正されたことがキッカケとなって、ドル円は一時107円75銭まで円高が進みました。株安も進み、米株はそろそろ200日線も意識されてきそうですね。
全体的なリスクオフの地合いですから、どの通貨に対しても円買い場面になっています。相場の「鬼門」ともいえる10月相場のまだスタートを切ったところですから、一段の波乱に身構えておきたいところ。


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