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横尾寧子のFXのはじめかた

原油が2年半ぶりに58ドル台まで上昇してきましたが、豪ドルはまだまだパッとしません。背景には中国経済の動向の不安視がジワリと波及しているかと思われますが、この動きだと当面鈍い展開が続きそうです。ドルも軟調が続く中、手掛かり材料はありませんが物色動向で需給が反応しているように見えるのがNZドルです。現在金融政策の動向に不透明感がありつつも、1・75%の金利があるNZですから、選挙後の不透明もあって売られて値ごろ感が出た分、やや買いやすいところでしょうか。
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中国の習近平国家主席の特使が北朝鮮に来訪して冷遇されたこと、そして2ヵ国の関係が決して良いものでは無いことが報じられ、いよいよ北朝鮮に向けた軍事攻撃を止めるようなストッパーが無くなったことが確認されました。アメリカは北朝鮮を2008年以来のテロ支援国家に再指定し、北朝鮮の国際的な孤立はますます深まる様相ですから、いつどこで火を噴くか、意識しておかないといけないかもしれません。
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このところ、日本株の調整色が強まっています。9月末から11月初旬にかけて、歴史的な記録を更新する強さを見せた後だけに当然の動きだと思いますが、この上昇にかけて為替が全く連動性を見せなかったことで、今回も特段為替の下落要因になっていません。
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2日の英中銀のMPCにおいて、事前予想通り25bpの利上げが決定しました。BREXIT決定以降に実施された1回の利下げ分をとりあえず回復させ、0・50%の政策金利となりましたが、今後の予想については慎重なスタンスが示されたことで、市場思惑がやや外れた形となり、決定後のポンドは失速して対ドルでは1・32ドル台から1・30ドルまで下落しました。
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これまでずっと利上げの有無について、散々市場を振り回してきた英中銀ですが、遂に今回11月2日のMPCで利上げを実施するのではないかという見通しが濃厚になってきています。BREXITも控える中、利上げが出来るのか?と個人的に懐疑的に見ていたのですが、どんどん利上げの可能性が高まってきているので、情報を精査しておきたいと思います。
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来年2月3日で任期満了となるFRB議長の後任人事が大詰めです。11月初旬にはトランプ大統領がアジア外遊に出ることから、それまでに発表するとしており、連日注目されています。今週中に出てもおかしくないのではないかと思われます。
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当初は月内に新政権発足が期待されていたNZですが、連立協議がまとまらずに政権不在が続いています。10月7日に海外投票分も入れた最終投票結果が発表され、それを受けての連立・組閣が期待されていましたが、方向性は全く聞こえて来ず、むしろ混迷し始めてしまっているようです。
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NZの政局が混乱していることから、AUD/NZDで豪ドルが堅調な動きになっています。現在、アメリカやカナダが利上げ通貨になっており、イギリスも(口先だけかもしれませんが)利上げを控えているというスタンスになっている中、続いて利上げの期待が持たれるのが豪ドルです。本当に利上げ出来るのか?その見極めになる重要な1つが、25日に発表されるCPIの基調インフレ率です。
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イエレンFRB議長の任期が、来年2月3日までと迫ってきました。当初はコーンNEC委員長が最有力とされていましたが、バージニア暴動の際にトランプ大統領との考え方の違いで候補者から外れてきたと言われていました。
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直近で注目されていたアメリカの税制改革概要ですが、正式発表を前にだいたい出揃ってきたようです。目玉とされた法人減税については現状の35%から20%まで引き下げ、最低税率は10%から12%に引き上げというところで落ち着きそうです。
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