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横尾寧子のFXのはじめかた

今年最初の会合で据え置きを決定した日銀(11時56分発表)の今後の金融政策のかじ取りについて、方向感が見えづらくなっています。限界論が囁かれ、財政支出による物価上昇率2%を目指そうという新理論も囁かれる中、アベノミクスを提唱してきたリフレ派の浜田氏が、昨年のジャクソンホール会合で発表した論文を読んで考えを改めたというインパクトを与えた米プリンストン大の教授、シムズ氏が来日している。
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25日、2016年10-12月期の豪CPIが発表されました。数値は前年比で+1・5%(予想+1・6%)、予想よりは若干下回ったことが嫌気されて、発表後はこれまで堅調に推移していた分、豪ドル売りに傾斜しています。しかし、4-6月が+1・0%、7-9月が+1・3%という数字でしたから、緩やかではありますが回復していることが確認できます。
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17日の報道で、20日に大統領に就任するトランプ氏が13日に行われたWSJ紙とのインタビューで「中国が人民元を押し下げている為、ドルが既に高すぎる」というドルけん制発言をしたことで、ドル円がかなり鈍い動きになってきました。また17日夜に行われた英国メイ首相のブレグジッドに対する姿勢表明によってドル買いが一層解消され、12月には118円66銭まで上昇していたドル円は、18日に112円ミドルまで下落し、日足は11月の大統領選挙以降で初の5日連続陰線で崩れてきました。週足でも現在5週連続陰線になりそうで、12月の高値から大きく動きが転換した形を確認するチャートになっています。
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11日の日本時間深夜に、20日に就任式を控えたトランプ次期大統領の会見が行われました。内容自体は特に目立つ材料が無く、やや肩透かし感が否めない点もあり、ドル円相場はそのまま113円台まで下落しました。昨年暮れには118円66銭まで上昇していましたから、あっという間に4%の下落になっています。
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新年1月4日に発表されたNZの主要産品である乳製品価格を示すGDT価格指数は、前回と比較して-3・9%、1トン=3463米ドルとなり、このところ堅調な上昇を続けてきたのが、ここへきて2回連続の前回比マイナスとなりました。この乳製品価格ですが、ちょうど1年前は2458米ドルまで下落しており、2016年の1年間で約4割上昇しました。その1年前のNZドルは対円で82円台で年始取引開始しましたが、1月単月で76円まで急落し、その後68円台まで下落しました。全体的な円高地合いにも押され、かなりの調整が入ったことと、景気に対して住宅価格などインフレが進み過ぎていたことから、2016年3月、8月、11月の3回、合計75bpの政策金利引き下げを実施し、現在史上最低水準の1・75%となっています。
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クリスマス休暇明けのドル円相場は117円ミドルで堅調な動きになっていますが、対ユーロやポンドではややドル売りという流れで、一方的なドル高地合いが続いているという印象ではありません。ただし欧米勢はまだ出揃っていないので、ハッキリした流れを判断するのは年明けから動きを見てからですね。
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2016年のスタートに120円24銭でスタートしたドル円相場は、日銀のマイナス金利導入決定で121円まで上昇するも、BREXITや株安を背景に円は100円割れを試す動きも見られ、乱高下の激しい1年になりました。直近では118円まで上昇してきましたので、年内残り数日のところで年始スタートの値段まで残り2円強となりましたが力及ばず、年足は5年ぶり、アベノミクススタート以来初の陰線で終わりそうな見通しです。月足は年末にかけての10-12月が3ヵ月連続陽線となり、この形は1999年以降の動きを見る限り年足陽線の流れになっていましたので、直近では例の無い年足陰線という異例の形になりました。年中盤にかけての下値追いで全体水準がかなり下がっており、反転の円安も追いつけなかったというところでしょうか。
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原油反騰2016.12.16

12月10日、OPECと非OPEC加盟国の主要産国が協調減産に合意をしたことで、原油相場がしっかりした動きになっています。その後発表されたIEAの12月月報でも、協調減産合意の影響を判断するのは時期尚早としたうえで、2016年、17年の世界石油需要が従来より大幅に増加する見通しを示しました。これは独自の予測ではなく減産合意に基づいた見通しであることを示し「OPECと非加盟国が合意を守れば、17年前半に世界の在庫が減少し始める可能性がある」としました。合意を守れば・・・まだこの点に不安は残りますが、米国以外の主要産油国が皆で強調して行動を決めたという点は評価されており、原油市場への不安感がかなり払拭していきそうです。
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今週末は、イタリアの国民投票、オーストリアの大統領選挙など重要な政治スケジュールに視線が集中していましたが、一番のサプライズになったのは5日早朝に突如発表された、ジョン・キーNZ首相の辞任表明だったのではないでしょうか。まったく青天の霹靂で、事前にそういった報道も無かっただけに、一時的にNZドルは不安感から売りが広がりました。翌日には、イングリッシュ現財務相が与党国民党の党首選に出馬を表明し、キー首相も応援表明していることから、政治混乱は無く、キー首相の右腕として鳴らしたイングリッシュ氏が首相の座に就くことが予想されますので、政治不安は一瞬で鳴りを潜めました。
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今週末にイタリアの憲法改正を問う国民投票を控えるユーロですが、ユーロ円を見ると11月24日に200日線を上抜けし、動きに変化が見えてきました。この200日線を上回るのは、昨年10月以来約13ヵ月ぶりの変化です。
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