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横尾寧子のFXのはじめかた

先週から今週にかけての急落地合いを受けて、報道を見ていると「これで3月の利上げは無くなった」とするコメントを多々目にしたのですが、本当にそうなのでしょうか。正しくは、今の時点でそこまで言い切るほどの下げなのか?という印象です。今回NYダウは史上最大の下げ幅になりましたが、ただ、史上最高値をこれだけ更新し続けているわけですから、幅で見れば大きいのは当然でしょう。ただ、下落率なら4・6%、ザラバ最安値を見ても5%程度です。リーマンショックの時が7%前後の下げ、ブラックマンデーは22%と比較すると、率でそこまで怯えるほどの大暴落と言い切るほどではありません。

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カーニー総裁の強気発言が、このところ堅調なポンドをさらに後押ししています。1月30日の議会証言で、英経済に対して強気な見方を示しました。
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日銀否定も2018.01.26

今週23日は、今年最初の日銀金融政策決定会合が行われました。内容は現状維持で変わらず。発表時間は12時14分とまぁまぁ早めでした。
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ユーロの動きが非常に堅調です。15日には対ドルで1・2296まで上伸して、2014年12月以来、約3年ぶりの高値に顔合わせとなりました。ドイツのメルケル首相が無事連立政権を発足出来そうでドイツのマイナス要素が解消されたことに加え、昨年暮れから年始にかけて、ECB関連要人の出口戦略への言及に含みを持たせた発言が相次ぎ、11日のECB議事要旨(12月14日分)では、「2018年の初旬からフォワードガイダンスを変更する可能性」があることが示され、いよいよユーロが強くなるという期待が先行して買いに拍車をかけています。ドル売り越しは10月半ば以来の高水準になっており、ドル売りユーロ買いの色合いが鮮明です。
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1月9日、日銀による長期国債の買い入れ減額を受けて、東京市場では円が急騰する地合いがありました。その後、ロンドン時間もそれらを背景に円買いが優勢になり、10日の東京午前では、ドルが前日安値を割り込む円高地合いが続いています。日銀が、2013年4月からの異次元緩和スタート以来初めて、前期比で買い入れが減額したことを受けて、他国に倣って日銀もいよいよテーパリングを開始するのではないかという観測が年始から強まってきました。
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ボラ薄い2017年がもうすぐ終わりますね。ちょっと新年のことを考えておきたいですが、やはり気になるのは北朝鮮問題です。今年の2月に金正男が暗殺されて以降、北朝鮮の動きが急速に活発になる1年でしたが、来年2月には北朝鮮発足70周年を迎えます。そしてその前1月8日に、金正恩委員長のお誕生日まであります。日米韓と着々と軍備増強の準備が進んでいるようですが、穏やかな収束を見せて欲しいものです。
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「為替ばんざい」でもドル円の変動率について取り上げましたが、広くクロス円の動きをおさらいしてみました。
※「為替ばんざい」はレポート会員向けコラムのため、当ホームページへの掲載はございません。ご了承願います。
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日本時間の14日早朝、イエレン体制で実質最後のFOMCが開催され、25bpの利上げが発表されました。これは既定路線で、注目は今後の見通しについてですが、今回のFOMCでは、2018年の利上げ見通しは3回、2019年は2回と9月の予想を据置きました。これを受けてドルは112円台半ばまで売りが進み、チャート的にはMACDがデッドクロスし、21日線を割ってくるようだとやや下押しの動きになりそうです。
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ポンドの高値追いが続いています。

先般、BREXIT交渉がアイルランドとの国境問題で躓いているという報道を受けて、交渉は未だ長引くのではないか?という報道がありましたが、本日(8日)日本時間15時半からメイ首相とユンケル欧州委員長が会談予定と伝わっていることで、交渉の前進期待感から英ポンドが堅調な動きになっています。
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ユーロ堅調2017.12.01

11月30日に公表された最新のロイター調査によると、ECBは来年9月に資産買い入れ策を終了すべきと答えたエコノミストが半数を超えました。2018年はいよいよECBの出口戦略に向けた動きに大きな注目が集まる1年になりそうです。またユーロ懸念の1つだったドイツの政治不透明感も、再び連立協議が始まったことで払しょくしており、現在、ユーロが堅調に推移しています。
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