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横尾寧子のFXのはじめかた

BREXITショックの100円割れから急速に値を戻して103円台まで反発していたドル円ですが、5日のリスクオフ地合いで再び円高が加速し、100円台まで値を消してきました。今週末は参院選挙を控えていますから、加速度的な円高進行が見られれば、当局も何らかの円高ストップをかける可能性も示唆されますが、8日は米雇用統計が控えており、介入しようが何しようが、結局金曜日の夜に出る雇用統計次第ではないかと思われます。
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英のEU離脱投票から数日経過し、市場は少し落ち着きを取り戻して買い戻しの相場地合いになっていますが、米FF金利先物市場が織り込む今後のFOMCの決定については、7月FOMCが利下げ確率4%(27日は7%)、12月で利下げ確率8%、利上げ確率17%と、利上げ予想が一転して利下げの思惑が台頭してきました。これまでの利上げ時期を探る動きは消滅し、7月のFOMCでは(議長会見はありません)声明の中で世界経済についてどのような見通しを含めるのかがポイントに変わりそうです。あまりにハト的な内容であれば、利下げ懸念は一段と強まる可能性もあるのでは。
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6月23日未明(日本時間24日)、イギリスのEU離脱が国民投票により確定しました。投票率は72・1%で、2001年以降の総選挙と比較して突出して高く勝敗は拮抗しましたが、最終的には離脱が51・9%、残留が48・1%と僅差で離脱が勝利しました。
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来週、イギリスの国民投票を目前に控え、先行き不安感から手出し辛い雰囲気が強まってきました。とにかく現金比率を高めて様子を見るという空気が強いですから、無理な手出しは無用と見て、ここは休むも相場を決め込むべきかと思います。
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6月3日に発表された5月の米雇用統計は、市場の利上げ期待を剥落させる内容となりました。詳細については既報ですから割愛させていただきますが、この発表を受けて米株は利上げが遠のいたことで安定した動きになるも、為替市場はドル売り一色でドル円は106円台まで急ピッチで円高が進み、その他のクロス円もドル円に引っ張られて値を消す展開になりました。
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昨日、日銀の佐藤委員が「無理に2%の物価目標を達成する必要もない」と発言したことをきっかけに円高・株安地合いが強まり、先般111円台までしっかり乗せていたドル円は、108円台まで急落して株安を煽る動きになりました。○○ショック・・・という言葉も聞き飽きた感がありますが、今回は一部で「佐藤ショック」と言われています。日本人からすれば特段珍しさも感じない佐藤委員の発言ですが、海外には良い仕掛けの「理由付け」になるという感じでしょうかね。2年半の消費増税を延期した政府サイドと、これ以上の追加緩和は出来ないという日銀・財務省サイドに対して、市場は外国人投資家を筆頭に「催促」に振り回される色合いが強まっています。
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Brexitの投票を1ヵ月後に控え、英国内でも要人の舌戦が続いていますが、ポンドは対円、対ユーロで一段高となり、テクニカル的には久しぶりに変化が出てきています。ポンド円は日足の一目均衡表で25日、雲を下から上に突き抜けてきました。昨年12月9日に雲を下割れした184円の水準以来、4ヵ月半ぶりの変化です。向きの変化も出て来た90日線に対しても、直近で上に抜く動きになっており、投票に向けて離脱不安で売られていたポンド円の買い戻しが一段と強まっているようです。その動きは対ユーロでも同様で4月までの分かりやすい右上がりの上昇トレンドが一転し、4月の高値0・8116から高値を結んだ右下がりのトレンドラインと下値を結び、右下がりボックスの相場になっています。
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6月14日、15日のFOMCを控えるアメリカでは、このところ発表される経済指標を好感して、株価が6月利上げを懸念した売りが進むなど、4月に比べて6月利上げの見通しが強まってきました。複数の米連銀総裁が年内2~3回の利上げが可能であると繰り返し発言していることも背景に、NYダウは4月20日の18167ドルを高値に、3・5%ほど下落しています。
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4月末に発表したCPIが非常に悪い数値だったオーストラリアは5月3日、0・25bpの利下げを実施しました。利下げによる豪ドル売りが一旦落ち着きましたが、豪ドルの次の動向を見る上で注目指標としてチェックしておきたいのが鉄鉱石の価格です。
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アノマリーで円高リスクが懸念される5月相場に間もなく突入いたしますが、この5月は、この後どういうスケジュールが控えているかをよく念頭に置いてポジションを取らないと、こと長期投資の場合は完全に引っかかってしまう季節になるかもしれません。
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