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横尾寧子のFXのはじめかた

 今週は再びドル円が強い動きになっており、2月16日のNY時間には米10年債利回りが一時1.3%台に乗せる等、昨年2月27日以来の高水準になったことでドル円相場は一気に吹き上げ106.226と高値を更新し、昨年6月以来ずっと上値の重石になっていた200日線をついにブレイクしました。10年債利回りの上昇は今年になってからピッチが上がっていましたが、さらに一段突き抜けた感じですね。続けばドル高、落ち着けば一旦ドルもだれそうです。

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 久しぶりにドル円相場にちょっと動きが出た直近相場でしたが、やや収束の傾向です。 1月27日から7本連続陽線で値を上げ、2月5日には直近高値105.66迄上昇しましたが200日線で抑えられる形で失速し、104.60近辺まで値を消してきました。

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 ドル円相場の続伸が止まりません。2月3日まで6営業日連続で値を上げており、105円台に乗せてきました。これはなぜか?どの理由を付けても後付けになるぐらい、これまで数カ月104円を挟んで小動きだった相場が反転してきています。ドル安政策を進めてきたトランプ大統領が退任したことや、イエレン前FRB議長が財務長官に就任したこと、ユーロがユーロ高是正にかじを切っていることなどを受けて、これまでドル売りだった材料であってもすべてドルを買う材料になっているように解説されています。つくづく教科書では相場は語れませんね。

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 昨年の秋以降一本調子の上げを見せてきた株式市場に久しぶりのドスンとした下げが襲来してきました。アメリカでバイデン新政権が発足して目先の大きな材料が通過し、株式市場は高止まりの様相でしたが、ちょっと各所で変化が出来たと思っていたら大きなドスンです。

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 21年1月20日、民主党バイデン新政権が誕生しました。先般の議会襲撃事件もあり、ホワイトハウス周辺はすさまじい厳戒態勢でしたが落ち着いて政権移行がなされましたね。財務長官は前FRB議長のイエレン氏、トランプ大統領時代の2018年にわずか1期4年で退任させられてからの見事な米金融中枢返り咲きになりました。

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 いよいよ1月20日、アメリカはバイデン新大統領が誕生します。ただ全米各州でバイデン新大統領を良しとしないトランプ支持派による暴動の計画が表沙汰になるなど、非常にきな臭い就任当日になりそうです。

 さらに、欧州では今年9月に退任するメルケル独首相に代わる後継者選出のCDU党大会がバーチャルで今週実施され、その結果が来週22日に発表されます。16年にわたる長期政権を樹立した欧州の女帝メルケル独首相の後を継いでいくわけですから注目が集まります。その後与党CDUは、新党首の下で9月の総選挙に向けて選挙運動を展開していくことになります。 続きを読む

 新年あけましておめでとうございます。この年末年始は英がEUと暫定合意をし、正式に離脱するということがありましたが、為替は特段荒れることも有りませんでしたが、いざ市場が本格的に始まってみると、週初は円高が強まり1月6日には一時102.592の直近最安値を更新しましたが、その後世界的なリスクオンを追い風に一気に円安に転換し、直近で104円示現の上昇となりました。為替市場に今は強い主体性がありませんので、株式市場にらみの動きがもうしばらく続きそうです。ただ、各国の金融政策やファンダメンタルズの一段の悪化には警戒を。
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 2020年も残すところわずかとなってきました。すでにクリスマス休暇に突入していますので、市場参加者はだいぶ少なくなってきていますが、今年も欧州は英国との通商交渉の大詰めで忙しない状況が続いています。直近ではその通商交渉が合意目前であると報じられ、市場は安心感で英ポンドが2円上昇する動きとなりました。最後の最後の詰めであると言われていますが、欧州側の報道を見ると、イギリス側が大幅に譲歩したとしており、一番揉めていた漁業権について進展があったのではないかと予想されますが、その答えは一両日中に出そうですね。この動きを見る限り、合意となるとファーストアクションはさらに英ポンドが買われる動きになりそうですが、2016年以降ここまでの経緯を見る限り、最後の最後まで新しい体制が始まるまで、これですべて決まったのかという安心感は持てなさそうですが…(ちゃぶ台返しが…)
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 アメリカでは15日-16日にかけて2020年最後のFOMCが開催され、既定通りではありますが「雇用の最大化と物価安定という目標に実質的な進展が無い限り今の量的緩和策を継続していく」と量的緩和の継続を表明しました。またテーパリング(量的緩和の段階的縮小)という言葉が聞こえてこないと注目度が低いドットチャートですが、17人中12人が2023年まで利上げはないだろうとしています。
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 今年もいよいよ残り僅かとなってきました。株式市場は30日の大納会まで年末相場が続きますが、為替市場はクリスマス休暇を控えて実質来週で納めになります。欧米人も今年は例年のようなクリスマス休暇を過ごせないでしょうが、とはいえクリスマスは為替に手出ししないこと、18日の金曜日までと決めてあえて保有しておくもの、決済するものをしっかり選択していく必要があります。
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